スパスパvsプチプチ徹底検証バトル…見よ、この美しい切れ味を!手で簡単に切れて超便利

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「スパスパ」は、川上産業の公式サイトから購入すれば、幅1200ミリ×5メートルの“ナチュラルタイプ”で税込み528円から、幅600ミリ×10メートルの“ナチュラルタイプ”で834円から。(別途送料あり/画像は川上産業株式会社公式サイトより)

プチプチ(R)」を製造販売する川上産業株式会社(東京都千代田区)が開発した、プチプチの新シリーズ「スパスパ」。一般的には丸型であるプチプチの粒を四角にするなどさまざまな工夫を凝らして、従来のプチプチにあった「手で引っ張って切るのが難しい」という点を改善し、「ハサミなどを使わずとも手で簡単にまっすぐ切れる」ことができる商品だ。

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四角い粒が特徴の「スパスパ」。本当に手でスパスパ切れるのか?

 その開発秘話を同社に聞いた【前編「手でまっすぐ切れるプチプチ「スパスパ」の衝撃…フリマ商品の梱包が奇跡的に楽になる!」】についてはこちらをご覧いただくとして、スパスパは本来、梱包材や緩衝材としての使用が想定されており、ポリエチレン製である程度の強度はあるはず。実際のところ、本当に“スパスパ”っと手で切ることができるのだろうか……?

 というわけで、【後編】にあたる今回は、スパスパの切れ味がいかほどであるのかを筆者が検証してみようと思う。

一般的な丸型のプチプチと比べると、切りやすさの違いは歴然!

 検証するにあたっては、スパスパの製造元・川上産業にご協力いただくことに。同社に「レビュー用のサンプルをいただきたい」とお願いしたところ、なんと幅1200mm×5m巻きのスパスパ(公式サイトで購入すれば税込み528円、別途送料あり)が送られてきた!

 多くの人々が日常生活で見かけるプチプチといえば、大抵はワレモノの梱包材や緩衝材として使用されているようなタテ・ヨコ数十センチ程度のものだろう。一方で、ロール状になっているこのドデカイプチプチ、結構な迫力である……。

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川上産業からいただいたスパスパロール。一般的なサイズのリモコンと比較してみたが、ド迫力のデカさ!

 では、早速検証してみよう。同社の公式サイトの説明にもあるように、スパスパには縦2.5センチ(粒2つ分)、横5センチ(粒4つ分)間隔でミゾが入っており、スパスパッと切るためにはこの“スパミゾ”に沿ってカットすることがポイント。スパミゾのなかに四角いプチプチが縦に2つと横4つ、計8つ並ぶサマは、まるで板チョコのようでなんともかわいらしい!

 実際に手で切ってみたが、一般的な丸型のプチプチと比べると、切りやすさの違いは歴然。丸型プチプチは当然ながら切り口がびろーんと伸びてしまうが、スパスパは文字通り、スパッとまっすぐ切ることができた。

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見よ、この美しい切り口! 手でスパッと切れるのは本当だった!
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左が、通常のプチプチを手で切ったもの。切り口はガッタガタで、見るも無惨な姿に……。一方、右は同じく手で切ったスパスパ。すっきりとした乱れのない切り口だ。
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今度はハサミで切ってみた。ハサミを使えば、当然通常のプチプチもキレイに切れるが、ポチエチレン製であるがゆえにやや切りにくく、1分近くかかった。対してスパスパはハンドオンリーかつ数秒でこの仕上がり!

 スパスパッと手で切っていく時の感触がクセになるし、もちろん一般的なプチプチと同様、粒をプチプチとつぶすこともできる。梱包時や開封時の手間が少なくなることに加えて、スパスパとプチプチ、2つの楽しさをあわせ持った商品といえよう。

 さらに、スパスパでワイヤレスイヤホンのケースや清涼菓子を包んでみた。安定のスパスパ感で、梱包材として使う分の切り分けがスムーズに進むが、かといってモノを包んでいる最中に破れたりすることもなく、強度に問題はなし。また、四角い粒にスタイリッシュな雰囲気が感じられる気もする。粒が丸から四角になっただけで印象が変わるから不思議だ。