種類ごとに分けていくと、今まで気が付かなかったゴミなどが目に付くようになります。分けている途中から明らかにゴミと思われるモノは処分していきましょう。
(3)トレーやカゴでまとめて定位置を決める。
種類別にまとめ収納グッズに入れたら、モノを置く場所を右側に決めました。たったこれだけでスッキリ見えませんか? 散らかって見える原因は、モノを分けずにバラバラと置いてしまうから。3つのポイントで片づければ、バラバラとモノを置くこともなく探しやすくなります。捨てるのが苦手な方は、一度試してみてくださいね。
今までさまざまなお客様のご自宅を訪問してきましたが、モノが多くあっても幸せな家庭が沢山ありました。また、その逆もあります。SNSで紹介できるほどキレイに片づいているお部屋だから家族が幸せなのかというと、そうじゃない家庭もありました。
モノの量で幸せを決める時代は終わったのだと最近感じています。これからは、モノがあってもなくても「心地よい部屋」「探しやすく管理できる部屋」なのではないでしょうか。
今回は、3つのポイントの紹介でしたが、『10分でスッキリ!捨てない片づけ』では
もっと具体的に5つのメソッドとそれぞれのエリアの事例を片づけレシピで紹介しています。よかったらご覧ください。
(文=中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO)