今回は、営業が苦手と思っているあなたのイメージをガラッと変える話をしたいと思います。
僕自身が全国で営業の研修をしていく中でも、今日のテーマを話す時は参加者の顔つきが特に変わることが多いです。営業の仕方や考え方が大きく変わって、思い描いた成果をだすきっかけになっているからです。
おそらく営業が苦手だと思っているあなたは、営業に対してこんなイメージを持っていませんか?
「営業=嫌な人とも付き合わなきゃいけない」
上司や先輩にも「営業はそういうものだから」って教えられたりすることも多いと思います。もちろん、この考え方を否定する気はありません。なかには嫌な人と話す時でも、会話を右から左にスーッと受け流す「特殊能力」の持ち主っていますからね(笑)。
でももし、こんなことが成り立つとしたらどうですか?
「営業=自分が好きな人の役に立つだけ」
こんな理想主義みたいな話……、実は成り立ちます!
しかも、結構普通に成り立ちます。今回はその辺りを明らかにしていきますね。
仕事だからと割り切って、好きでもない、生理的に無理な人とも我慢して付き合わないといけない……。
でもこんなことをしていると、知らず知らずのうちに自分の生活が「嫌いな人中心」になっていくんですよ。言ってみれば、嫌いな人のために生きている感じです。
僕なんかは人見知りだから、相手に合わせるのが特に苦手。今でもよくその気がなくても「さっき、つまんなかったんでしょ、顔に思いっきり出てたよ」って周りに指摘されるくらい(苦笑)。
それでも、営業を始めた当時は仕事と割り切る努力をして、感じが悪くて「話したいスイッチ」が全く入らない人とも、我慢してお付き合いしていました。でもそんな人と関わっていると、待ちに待った休日ですら「あぁ、明日あの人に会いたくないなぁ」「なんであの人はいつも、あんな言い方してくるんだろう」って、気づくと嫌な人のことばっかり考えていました。
あなたにもこんな経験はないですか? もしかしたら今も現在進行形かもしれない。認めたくないけど、嫌いな人と無理やり付き合っていると、自分の人生がその人で埋め尽くされていく。なんとも悲劇……。しんどいですよね。
そんなあなたに、激烈に伝えたいんです。この悲劇って実は抜け出せるんです! ほんとに。しかも早ければ、今すぐに。我慢なんかしなくてもよかったというより、むしろ
「営業=自分が好きな人の役に立つだけ」
こっちの考え方の方が、成果がすぐに出せるんです。
実は、営業で成果を出したいなら、嫌いな人と無理に付き合うのをやめた方がいいのです。
「えぇぇ!? じゃぁ、今までの悶々とした日々はなんだったのぉ???」
そう思いますよねぇ。ほんと何だったんでしょうね(笑)。
お客さまは神さまなんて気持ちでやっていると、いつしか自分が「奴隷」みたいになるだけ。同じ人間として、「関わる相手の役に立ちたい」という気持ちで仕事すべきなのです。
とはいえ、いくら相手の役に立ちたいという気持ちで活動していても、全員に好かれるのは無茶ってもの。だって、相性っていうものがありますからね。
「はいっ!? 相性なんて気にして営業なんかやってて大丈夫なの???」
そう思いますよね?
いいんです!
むしろその方が、いいんです!
では、今からそれを証明していこうじゃないですか!