多くの人の勘ちがいは「決めることは苦しい」というものです。
しかし、先ほども申し上げた通り、決意したときは素直に「はい」と言えます。
やると決めているし、結果が出るのも当然の状態です。
ですので、苦しくないのです。
何があってもやると決めているので、ブレることがありません。
逆に、苦しいのは決められていないときです。
「ああなったらどうしよう」
「できなかったらどうしよう」
と、決意しきれていない時が一番心が苦しいのです。
自分は決意が弱いから、起業には向かないと思う人も諦めなくて結構です。
本当に強い決意というのは自分の中でじっくりと育てていくものだからです。
それほど強い決意を持った人が、生まれつきということはほとんどありません。
特別な人だけが起業できるわけではありません。
決められていないときは、「自分はまだ決めていない」と自覚しているだけで問題ありません。
どうしたら決意できるかを探っていきましょう。
最も重要な決意は、「やり続ける」と決めることです。
とにかく何があっても「やめない」と決めることです。
本当にやりたいことであれば、それが何年かかっても、やり続ければいいのではないでしょうか。
しかし、多くの人はちょっとダメだっただけで、すべてを止めてしまいます。
「売れなかったから止めた」
「全部手放しました」
「ストップしました」
と、やめてしまうのです。
その方がスッキリするというのは分かりますが、何もバッサリと止めてしまう必要があるでしょうか?
うまく行っている人は、どんな状況になっても、とにかくやり続けます。
ビジネスで売上が立たなくなって、アルバイトでしのぐこともあるかもしれません。
でも、1日1時間でも30分でも自分が空いてることのために時間を使っていれば、少しずつ進みます。
スピードは落ちるかもしれません。
しかし、一生かけてやり続けることはできます。
やり続けるというのは、やめないと決めればいいのです。
やめないと決めること。
それができれば、失敗はあり得ません。