アルファポリス文庫
探偵手帳2
大好評!「本当の探偵物語」第2弾!
「息子が生きとるときは幸せやったとです。親より早よう死によってからに…」父親はつぶやくように言った。小さな声だがそれは息子に先に逝かれた親の悲痛な叫びなのだ。最も大切なものを亡くした人間の叫びなのだ。僕はしばらく体が動かなかった。(「天涯孤独な女」より)
――ベテラン探偵の著者が思い出深い案件を綴った好評「探偵手帳」第2弾
■文庫本
■定価616円(10%税込)
■2007年04月25日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
CHECK!!
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目次
「鬼畜の性」
40歳を目前にようやく結婚を決意した女性。しかし相手の男性の正体は信じがたいものだった……
「同級生」
真面目な大学生のはずの息子が隠れて借金を。そこには親には言えない息子の裏事情と優しい素顔が……
「息子の恋人」
対人関係の苦手な息子がネットを通じて恋愛関係に。しかし相手とまだ直接会ったことがないという……
「天涯孤独な女」
地味で堅実な人生を送ってきた男が初めて結婚を決意した女性。彼女は自らを「天涯孤独な女」と言うのだが……
「バガボンド探偵・新宿夏の陣」
フリー探偵となった僕に新宿の興信所から呼び出しが。風俗店である女性を指名し、受けたサービス内容を報告して欲しいという……
マスコミに続々紹介!前作「探偵手帳」はこちら
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“装丁が目を引きますね!”…「ブックス隆文堂」
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