

執着系皇子に捕まってる場合じゃないんです!
聖女はシークレットベビーをこっそり子育て中
孤児の出ながら高い神聖力を持ち、人々を癒す聖女クララ。だが、力を使うと高熱が出てしまうことから、一部の人間には〝欠陥聖女〟と蔑まれている。そんな彼女の心の支えは、昔優しい言葉をかけてくれた第二皇子ライオネル。彼への淡い恋心を胸に仕事に励んでいたある日、クララは突然、冤罪で皇宮に連行されてしまった! そこにいたのはなんとライオネルで、なぜか彼と一夜を共にすることに――。混乱しながらも、ここにいてはいけないと判断し、急いで皇宮から逃げ出したクララ。しかし、お腹には彼との子どもが宿っていて……?
わたしを抱いたことのない夫が他の女性を抱いていました、もう夫婦ではいられません
シュヴァリエ伯爵家のひとり娘として生まれたブリジットには、先祖の遺言で八歳年上の婚約者がいた。結婚から二年、幸せな生活を送っていたが、いつまで経っても純潔な身であることに不安な気持ちを募らせていたところ、夫の不貞が発覚する。「君は他の雌(ひと)とは違う、特別な子なんだ」肉欲を抱かずに愛してくれるブリジットのことを神聖化した、夫の異常な執愛に翻弄され、離婚も許されず囲われてしまう。しかし、夫が不貞を続けていた現場を義弟のベルナールと目撃し、ベルナールはブリジットを守るために決闘を申し込むが──幼馴染の一途な溺愛に身も心も蕩かされる、溺甘純愛ラブストーリー!
婚約者が好きなのは妹だと告げたら、王子が本気で迫ってきて逃げられなくなりました
王宮の事務官として働く伯爵令嬢のアリーセ。ある日偶然、婚約者のルシアノが自分の妹と抱き合っているのを見かけてしまう。すぐに婚約を解消したいと申し出たものの、家の事情で拗れてしまい悩んでいた。落ち込んでいるところを王太子のヴィムに見つかり、正直に打ち明けると、彼から「俺の婚約者のフリをしてくれないか」と提案される。聞けば、婚約者のいないヴィムは、隣国のパーティーに連れていく女性を探しているという。王命で彼と婚約しているフリをすれば、穏便にルシアノとの関係を清算できるかもしれない……利害の一致からプロポーズを受けたはずだったのに、四六時中ヴィムから激しく求められて――?
捨てられ王女は黒騎士様の激重執愛に囚われる
誰もが神の加護を授かるルヴォイア王家で、ただ一人〈半神〉の加護しか持たない半人前の王女セレスティナ。彼女は嫁入り先のイオス王国で信じがたい裏切りに遭い、暗い牢に繋がれて過酷な日々に耐えてきた。そして数年後……祖国へ連れ戻された彼女に再び縁談が舞い込む。それは大国フォルヴィオン帝国の英雄、黒騎士リカルドからのものだった。けれど初夜に現れたリカルドは「あなたを抱くつもりはない」と告げて去ってしまう。今回も愛のない結婚だったと嘆くセレスティナだが、夫はなにかを隠しているらしい――と気づき、彼の部屋へ向かうことにする。すると、なぜだか様子のおかしな彼に、突然唇を奪われて……!?
癒しの花嫁は冷徹宰相の執愛を知る
小さな頃から幼馴染のアヴィスと結婚することを夢見てきたメロディア。若くして公爵家を継いだ彼は、冷酷宰相として知られていた。成人を迎えたメロディアは彼の気を少しでも引くため、着飾って夜会へ向かう。しかし彼は彼女に見向きもせず、出会ってもなぜか冷たい素振り。そんな中、念願叶って彼との婚姻が決まるが、依然アヴィスは素っ気ない態度のまま。実は彼は社交界でのメロディアのよくない噂を聞き、彼女が自分を好きだと信じられずにいたのだ。婚姻後、メロディアは勇気を出して初夜に誘うが、彼と結ばれた直後、気を失ってしまい……!? 素直になれない二人の、実は熱愛・執着系ラブロマンス!!
転生したら巨乳美人だったので、悪女になってでも好きな人を誘惑します
~名ばかり婚約者の第一王子の執着溺愛は望んでませんっ!~
前世で失恋した直後、事故で死んでしまった公爵令嬢のレベッカ。自分の気持ちを何も言えないまま後悔するのはもう嫌だと思った彼女は、今世では想い人に積極的になろうと決意! ほとんど交流のない婚約者がいるものの、第二王子ルイスにアプローチすることにした。その日、ルイスを相手に色仕掛けを決行するレベッカだったが、突然、婚約者である第一王子エリオットに邪魔されてしまう。それ以降、なぜか彼に構われるようになって――? 『悪女』の演技に奮闘する公爵令嬢と、淫らに攻める完璧王子の駆け引きラブファンタジー!
だったら私が貰います! 婚約破棄からはじまる溺愛婚(希望)
公爵令嬢シエラ・ビスターは王太子であるアレクシス・ルーカンの婚約者候補筆頭だが、アレクシス殿下は婚約者がいる男爵令嬢に夢中でエスコートすらされない。あくまで婚約者「候補」の立場であるため、蔑ろにされている状況は自分ではどうすることもできない。我慢の限界だったシエラは、父である公爵の許可が出たのをキッカケに、夜会で高らかにこう宣言する――「婚約破棄してください!!」。その勢いのまま、男爵令嬢の婚約者だったバルフに逆プロポーズしたシエラと、訳がわからず拐われるように結婚したバルフは……? 婚約破棄されたばかりの子爵令息×欲しいものは手に入れるタイプの公爵令嬢が織りなす、極上のラブコメディー。
ツンデレ婚約者の性癖が目覚めたら溺愛が止まりません!?
子爵令嬢のマリーは、親が決めた許嫁であるユベールの冷酷な態度が嫌で、どうにか結婚を避けたくてたまらない。政略結婚らしく義務だけは果たそうと、ずっと必死に自分に言い聞かせてきたマリーだが、いつか彼に体を許さなければいけないと思うと、湧き上がる嫌悪感を押さえきれずにいた。婚前交渉を前にしたある日、追い詰められたマリーはある計画を決意する。それは、ユベールに性的な辱めを行い、ユベールから嫌われて婚約解消させるというものだった。ところが、計画を実行するとあんなに強気だったユベールの様子が一変! まさかの溺愛が始まって……!? 素直になれない二人の、婚約回避から始まる溺愛ラブコメ!
身売りした薄幸令嬢は氷血公爵に溺愛される
類まれなる美貌を持ち、社交界で『妖精姫』と名高い子爵令嬢のレティシア・マークス。本当は男嫌いな彼女は義家族に虐げられており、ついには好色漢の成金男爵に売られそうになってしまう。そこでレティシア は冷血で女嫌いだと噂の『氷血公爵』テオドール・エデルマンに愛人契約をもちかけた。自らを売り込むレティシアの強かさを気に入ったテオドールは彼女を家に迎え入れる。しかし、レティシアはメイドと護衛だと称して美少女と真っ白な犬を連れてきて――? とある事情から愛を受け入れられないレティシアとテオドールは、家族として触れ合ううちに徐々に心を通わせていく。身も心も蕩ける甘い家族生活、開幕!
不器用騎士様は記憶喪失の婚約者を逃がさない
お互いに初恋にもかかわらず、顔を合わせれば喧嘩ばかりで婚約後も素直になれない子爵令嬢ヴィルヘルミーナと男爵令息ルドガー。そん な中、ルドガーが騎士として遠征に向かっている間に、ヴィルヘルミーナが落馬事故で記憶喪失に。結果、素直で自分に好意的になったヴ ィルヘルミーナにルドガーは戸惑うものの、これを機に仲睦まじい関係になろうと猛アプローチを開始する。しかし、「ルドガーはヴィル ヘルミーナが記憶喪失になって素直になったから好きになった」と誤解されかねない状況でヴィルヘルミーナの記憶が戻ってしまう。距離 を置こうとする彼女に、ルドガーは改めて愛を囁いて……
責任を取って結婚したら、美貌の伯爵が離してくれません
魔術の研究に没頭する子爵令嬢・カナリーは、ある日実験に失敗して予想外の場所に転移してしまった。そこは爵位を受け継いだばかりの若き伯爵・フィデルの部屋。魔物の色と言われる黒髪赤目を持ち、人々に恐れられている彼を前に、なんとカナリーは素っ裸で――。それが原因で婚約が破談となったフィデルに、責任を取って結婚しろと迫られるカナリー。どうやら、彼が爵位を完全に継ぐには既婚であることが絶対条件らしい。迷ったけれど、魔術の研究をサポートすると言われ、彼女は喜んで結婚を承諾! そうして契約から始まった関係だったけれど、一緒に過ごすうちにフィデルの誠実な人柄に惹かれていき……?
ワンナイトラブした英雄様が追いかけてきた
魔道具師であるアメリは、21歳の誕生日に3年付き合っていた恋人の浮気現場に遭遇した。その場で彼に別れを告げたアメリは酒場へ行くなりやけ酒をし、同じ酒場でやけ酒していた男と意気投合して極上の一夜を過ごすことになる。翌日からは恋愛から遠ざかるため仕事に邁進していたが、あの夜を忘れることができず、ふと思い出しては身悶えていた。一方、ワンナイト相手の王都警備隊員でありこの街の英雄ラウルも、自身の不能が治ったあの情熱的な夜を忘れられないでいた。なんとかして彼女にもう一度会いたいラウルは、彼女が宿に忘れていった魔道具だけを頼りに、街中をくまなく全力で探し始めて――!?
王太子に捨てられ断罪されたら、大嫌いな騎士様が求婚してきます
王太子と恋人になり、幸せの絶頂にいたニーナ。しかし、ある日突然、国王に毒を盛った犯人に仕立てられ、捕らえられてしまった。ニーナに失望した王太子は、取り巻きの騎士に自分が見ている前で彼女を犯せと命じる。それから4年、ニーナは一度の交わりで授かった子どもとともにウィンドカスター北方辺境伯領で暮らしていた。ある日、ニーナは世話になっている辺境伯から「孫と結婚してくれないか」と頼まれる。その孫とは、あの日自分を断罪した騎士スタンリーだった。形だけの結婚ならと承諾したニーナだったが、辺境伯にお膳立てされた初夜でスタンリーに甘く蕩かされてしまい……。不器用な二人の恋の攻防戦、開幕!
「君を愛していくつもりだ」と言った夫には、他に愛する人がいる。
突然、現れた聖女のせいで王太子との婚約を壊されたイリス。彼女は従妹を熱愛しているという噂の次期公爵・ノアと結婚することに。当然、「白い結婚」を覚悟していたが、ノアは彼女と良い関係を築きたいと言った。そんな嘘には騙されないと元王太子妃候補らしい冷静で上品な態度を保つイリスだが、彼は従妹との噂を否定し優しく彼女に近づこうとする。とはいえ、無神経な行動も多く、煮え切らない夫にイリスはイライラ。「形式が整っていれば心は必要ない」とノアに告げるが、彼のほうはイリスの心からの愛を欲して、焦れったいほど甘く必要以上に彼女を愛す。イリスはノアの与える官能に翻弄されてしまい――
ハズレ令嬢の私を腹黒貴公子が毎夜求めて離さない
由緒ある侯爵家に生まれた『ハズレ』の令嬢、セレニア。優秀な姉に比べて落ちこぼれの彼女は、父母からも見捨てられて屋敷の離れで暮らしていた。そんなある日、セレニアは突如、父に嫁入りを命じられる。やり手の実業家であるジュード・メイウェザー男爵が、結婚を条件に家の借金を肩代わりしてくれるというのだ。しかしそれは貴族と縁を繋ぐための政略結婚にすぎないはず。夫となったジュードはセレニアを姫君のように大切にもてなすが、それもきっと上辺だけ、勘違いしてはいけない――そう思っていたのに、迎えた初夜でセレニアはジュードに何度も愛されて、おまけにこれから毎晩抱きたいと宣言されてしまい……
美貌の騎士団長は逃げ出した妻を甘い執愛で絡め取る
オルゲンシュタット王国の末の姫として生まれたラティスは十五歳の時、騎士団長シアンの妻となった。人にあらざる神秘の力を持ち、畏怖される彼に密やかな憧れを抱いていたラティス。けれど婚姻からすぐに起きた戦争で初夜も済ませぬままシアンは戦地へ向かってしまう。そして三年後――。夫を待つラティスのもとにシアンの愛人を名乗る女が訪れ、彼は王命で嫌々結婚したに過ぎないと語る。シアンにとって自分は邪魔者だったのだと悟ったラティスは衝動的に屋敷を飛び出すが、そんな彼女の前に現れたのは戦地にいるはずのシアンだった。連れ戻されたラティスはベッドに繋がれ、甘く激しく愛されてしまい――!?
死に戻りの花嫁は冷徹騎士の執着溺愛から逃げられない
幸せいっぱいな結婚式の真っ最中に、前世の記憶を思い出したセシリア。それは隣に立つ最愛の夫である騎士ユードに裏切られ、酷い仕打ちを受け命を落とすというものだった。なぜ時間が戻っているのかわからないものの、セシリアは現世での破滅を回避するためユードと離縁をしようと画策する。しかし、避ければ避けるほどユードは愛を囁き、どこまでも追いかけセシリアを誘惑してきて……!? 実はユードにはある秘密と使命があり、それが時が戻ったことと深く関係していたのだった! 身も心もドロドロに蕩かすような誘惑に耐えて、破滅を回避することはできるの……!?
クールな副騎士隊長の溺愛が止まりません
王国騎士団で女性初の隊長を務めるイレーネ。だけど、自身の幸せとはなにか悩んでいた彼女は、近々騎士団を去るつもりでいた。そんな中、とある事件を経て、自分に男性経験がないことがこの先不利になると考えたイレーネは、誰かに処女を捧げることを決意! 白羽の矢が立ったのは、部下であり幼なじみでもあるラファエル。貴族らしい上品な美形で、腕も立つ彼であれば、きっと恋愛経験も豊富だろう――そう思い、直球でお願いしたところ、ラファエルは渋々ながらも引き受けてくれた。そうして臨んだ約束の日、普段は冷静沈着な彼が、ベッドの上ではタガが外れたようにイレーネを求めてきて……!?
勘違いから始まりましたが、最強辺境伯様に溺愛されてます
ある日突然、異世界に転移してしまったナガセ。見知らぬ土地で恐ろしい生き物に襲われかけていた彼女は、常人離れした身体能力を持つ辺境伯・レオニダスに救われる。言葉が通じない中、自分を気づかってくれるレオニダスの様子を見て、彼を信じることを決めたナガセ。生まれ故郷となにもかもが違う世界で、言葉を覚えたりピアノを弾いたりと懸命に生きる中、胸の内に生まれたのはレオニダスへの特別な感情。しかし、レオニダスは彼女を『男の子』だと思い込んでいたようで――? 勘違いしていたはずなのに、過保護な溺愛が止まらない!? 濃密ラブファンタジー、開幕!
売られた公爵令嬢と辺境伯の秘密
母亡きあと、父親と支え合って生きてきた公爵令嬢ソフィア。けれど、再婚を機に豹変した父は彼女を虐げ、ついには娼館に売り飛ばしてしまう。そして娼館に運ばれる途中、ソフィアは狼の群れに襲われ、命の危機に。 そんな彼女を助けてくれたのは、謎めいた黒髪の大男だった。彼は助けたソフィアを屋敷に連れていき、彼女と一夜を共にする。――翌朝、目を覚ましたソフィアの横には、昨夜の男が。ところが、彼は裸のソフィアを見 て仰天し、「誰の許可を得てここにいる!」と怒鳴りつけてきて――
私のことを嫌いなはずの冷徹騎士に、何故か甘く愛されています
※ただし、目は合わせてくれない
幼馴染の騎士エルヴィンを想い続ける令嬢のシフィル。しかし、彼はシフィルと会うたびにしかめっ面をするのに、シフィルの妹には優しい顔を向けるため、彼は妹が好きで自分は嫌われているのだと悩んでいた。そんなある日、なぜか急にエルヴィンがシフィルに求婚してくる。きっと自分を妹の代わりにするのだと考えたシフィルだったが、彼を好きな気持ちに嘘をつけず求婚を受け入れることに。結婚後も、自分を見るたび不機嫌そうに睨みつけてくるエルヴィンとすれ違うものの、ひょんなことから、彼はとんでもなく不器用なだけではと気づき……。勘違いから始まるマリッジラブストーリー開幕!
結婚相手は、情熱的すぎる紳士でした
前世の記憶を保持しての転生のため、愛し合った人の寿命を縮めてしまう契約をした翠。異世界の伯爵令嬢ヴィオレッタとして転生した彼女は、契約を気にし独身を貫いていた。ところが、家のための結婚をしない彼女に腹を立てた兄に、呪われた老紳士との結婚を命じられる。老人との結婚であれば相手の寿命を縮めないかも……と、恐る恐る嫁いだ彼女だが、夫には拒絶された。それでも夫を誠実に愛そうとした彼女はある日、呪いの発作で発情した彼に襲われる。呪いの症状で苦しいはずなのに、彼はとても優しく愛してくれて……以来、想い合うようになった二人は、呪いと契約を互いに乗り越えようと――
孕まされて捨てられた悪役令嬢ですが、ヤンデレ王子様に溺愛されてます!?
前世で楽しんでいた十八禁乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生したティーリア。婚約者の王子アーヴィンは物語だと悪役令嬢を凌辱した上で破滅させるヤンデレ男のため、ティーリアは彼が爽やかな好青年になるよう必死に誘導する。その甲斐あってか物語とは違った成長をしてヒロインにも無関心なアーヴィンながら、その分ティーリアにとんでもない執着&溺愛ぶりを見せるように。そんなある日、突然敵国との戦争が起きて彼も戦地へ向かうことになってしまう。しかも後日、彼が囚われて敵国の皇女と結婚するかもしれないという知らせを受けたティーリアはアーヴィンの子を妊娠していると気がついて……
愛しい人、あなたは王女様と幸せになってください
令嬢クロエは、騎士であるリュシアンと政略的な婚約をしていた。極上の外見を持つリュシアンはぶっきらぼうだが、赤毛のコンプレックスを持つクロエに優しかった。しかしある日、王太子の妹であるレティシアの護衛に抜擢されてから、クロエのもとをリュシアンが訪れることはなくなった。レティシアからも敵意をむき出しにされて、クロエは疲弊するばかり。リュシアンは美しいレティシアに惚れ、元々政略婚だった自分には興味を失ったのだろう、とクロエは諦め半分でリュシアンに婚約の解消を申し出たのだが――。 「君との婚約をやめるつもりはない。婚約破棄は受け入れられない」リュシアンからはそんなふうに婚約解消を断られて!?
サキュバスに侵された年下妻は愛するイケオジ騎士団長を弄ぶ
年上旦那様を喜ばせてあげたい
若い男性が苦手な上、社交よりも本が大好きで行き遅れと後ろ指をさされていた侯爵令嬢のリリィ。彼女はある日ひょんなことから三十歳年上の騎士団長ベルトランと出会い、彼の紳士ぶりにすっかり恋に落ちたのだった。そして幸運にも、突然の王命によって彼のもとへ嫁ぐことに! ところが嫁入り直前、リリィは自宅の庭園で瀕死のサキュバスを見つけ、その精神だけがリリィの中に入り込んでしまうという事態に陥る。いやに気のいい淫魔に憑りつかれたままベルトランとの婚姻を迎えたリリィは、紳士的な態度を崩さない彼との初夜をサキュバスにサポートしてもらうこととなり――!? 年の差夫婦の濃密ラブストーリー、開幕!
愛されていないけれど結婚しました。
~身籠るまでの蜜月契約~
侯爵家を継いだロバートと政略結婚をした、伯爵令嬢のシンシア。だけど、彼には学生時代に恋人がいて、その仲を引き裂いてしまったことをシンシアは気に病んでいた。自分がしてあげられるのは、早く跡継ぎをもうけて彼を自由にすること――。そう考えたシンシアは、女主人として家の切り盛りをする傍ら、求められるがまま夫と身体を重ね続ける。そうしてしばらく過ごしていると、パーティーや買い物など、次第にロバートと過ごす時間が増えてきた。愛し合う夫婦のように距離が縮まっていく二人だったが、そんな矢先、ロバートの元恋人・キャロラインと再会して……!?
離縁の危機なので旦那様に迫ったら、実は一途に愛されていました
結婚して1年9ヶ月。ティンエルジュ侯爵家の令嬢リオノーラは、夫アレスと定期的に顔は合わせるものの挙式以降別居し、夫婦生活の成立していない白い結婚状態だった。このところ体調の悪そうなアレスは心配だが、領主補佐として忙しいリオノーラは、王都に住む彼のもとには行けないでいた。そんなある日、リオノーラはひょんなことから白い結婚が2年続くと強制的に離縁となってしまうことを知り、また時同じくアレスが戦中に服用した薬の依存症に陥っていると耳にする。彼女は意を決して領から飛び出すと、看病のため、そして白い結婚を回避するため、王都へ赴きアレスと同居生活を始めることにするが……
年下王子の猛愛は、魔力なしの私しか受け止められないみたいです
魔力を持たないにもかかわらず、優秀な魔術の研究者として「魔力持たぬ魔術師」と称される令嬢アデライザ。けれど豊富な魔力を持つ妹に婚約者を寝取られ、おまけに仕事まで奪われて、突然人生崖っぷち!? ああもうどこか遠くへ行ってしまいたい……そんな彼女に、隣国の第三王子ルベルドの住み込み家庭教師にならないかという誘いがかかる。渡りに船と早速王子のもとへ向かったアデライザだが、そこで待ち受けていたのは傍若無人なイケメン王子様だった! しかも彼は、アデライザと同じ魔力なしの魔術研究者。そんなルベルドの研究は「魔力を取り戻す薬」の開発だというが、その薬にはとんでもない副作用があって――
メリバだらけの乙女ゲーで推しを幸せにしようとしたら、執着されて禁断の関係に堕ちました
母親の再婚により公爵令嬢となったアンナは、はまっていた乙女ゲームに転生したラッキー体質の元オタク。彼女は義兄が攻略キャラであり、自身の最推し・ロイだということを知る。片目が赤いオッドアイを持ち、「忌み子」として周囲に恐れられてきたロイの設定は、ゲームヒロインによって心を開いていくというもの。だけど、ゆくゆくは監禁や薬漬けといった壮絶な事件を引き起こし、メリーバッドエンドを迎えてしまう――。最推しを不幸にしたくないアンナは、ラッキー体質を生かしてロイをハッピーエンドに導くことを決意! それから10年、ようやく義兄との距離が縮まったけれど、アンナが18歳になった時、二人の関係が変わり始めて……?
虐げられた氷の公女は、隣国の王子に甘く奪われ娶られる
優秀であるがゆえに、放蕩王太子の婚約者にされた公爵令嬢シャレード。彼女は完璧なふるまいと美貌から、氷の公女と呼ばれていた。王太子はシャレードを妬み、酷い言葉を浴びせ、見せつけるように浮気をしていた。そんな時、隣国の王子ラルサスが留学で国を訪れる。王太子にかわって彼をもてなすうちに、二人の距離は縮まっていく。「あなたを娶りたい」と熱く囁かれるも、結ばれることはないとシャレードはあきらめていた。しかし、王太子が抱えるとある問題をきっかけに、二人の関係は大きく変わっていき……? あますところなく愛され甘やかされて、虐げられた令嬢も陥落寸前!? 濃密ラブファンタジー、開幕!
余命一年の転生モブ令嬢のはずが、美貌の侯爵様の執愛に捕らわれています
前世で大好きだった恋愛小説のモブ(二十歳で死亡予定)に転生したアリシティア。どうせ死ぬなら……とヒーロー役の一人、ルイスの婚約者になり、同時に『王家の影』という暗躍組織に所属して彼を襲う悲劇を回避しようとする。しかし計画は失敗し、アリシティアはルイスに嫌われてしまった。そして数年後、アリシティアが十八歳になった時に『王家の影』の色事指南役として現れたのはまさかのルイスだった。ルイスは小説通りヒロインを愛しているはずなのに、アリシティアに触れる手は優しく甘い。かと思えば意地悪なことを言うルイスにアリシティアは翻弄されて――? 素直になれない二人の濃密ラブロマンス、開幕!
寡黙な悪役令嬢は寝言で本音を漏らす
自らが乙女ゲームの悪役令嬢であると悟り、破滅回避のために奔走するうちに沈黙の呪われ令嬢と呼ばれることになった令嬢・パウラ。彼女は今寝室で一人、夫である宰相・オレゲールの訪れを待っていた。振り返ること数ヶ月前、突然降ってわいたオレゲールとパウラの結婚話。困惑する周囲の人々とは裏腹に、密かに憧れていたオレゲールとの結婚を想像し彼女は心躍らせていた。そして迎えた初夜、パウラは自らの口で思いを伝えようと試みたものの……。帰宅したオレゲールを待ち受けていたのは、パウラの寝顔とひょんなことから零れた『本心』で――! 寝言がもたらしたのは、甘やかな溺愛の日々!? 濃密ラブコメ、開幕!
悪役令嬢は双子の淫魔と攻略対象者に溺愛される
公爵令嬢ヴィクトリアは、ある日父親に連れて来られた魔物市場で淫魔の双子を見つけた瞬間、前世の記憶を思い出す。そう、ここがR18指定の乙女ゲーム「白薔薇の乙女」の世界で自分が悪役令嬢だということに。記憶を取り戻すまではシナリオ通り、王太子のエリックを慕っていたけれど前世の推しは攻略対象者ではなくこの双子たちだったことに気付く。攻略対象者もヒロインもどうでもいいから、双子のフィルとナハトと楽しく過ごそ!――そう思っていたのに、なぜだか他の攻略対象者たちからも次々に迫られ、身も心も愛されまくる快楽の日々が始まって……? 天然悪役令嬢の逆ハー・エロキュンファンタジー!
ドS騎士団長のご奉仕メイドに任命されましたが、私××なんですけど!?
念願の王宮メイドに採用された、貧乏男爵家の令嬢エミリア。王族に仕える日々を夢見ていたのに、なんと配属先は騎士団長の性生活をサポートする、専属のご奉仕メイド!? しかもその騎士団長ランドルフは『斬首の執行人』という恐ろしい呼び名と、これまでのメイドたちが皆怯えて逃げてしまうほどの立派なモノをお持ちらしい。「そもそもご奉仕って何をするの?」状態の処女エミリアだが、お給料のために奮闘することを決意する。ドSでイケメンなランドルフに容赦なくたっぷり手ほどきされて、身も心もほぐされる日々。だけどいつもクタクタになるまで攻められるばかりで、なかなかエミリアには奉仕させてくれなくて……
乙女ゲー転生に失敗して推しに取り憑いたら、溺愛されちゃいました!
長く闘病していた來実は、命のともしびが消えた瞬間、大好きだった乙女ゲーム『魔法学園のシュメシ』の世界に転生していた。ただし、身体が透けている幽霊の状態で、攻略キャラである侯爵令息・ガーシェルムにしか來実の姿が見えないらしい――。それでも最推しと一緒にいられることを喜ぶ來実だったが、ふとゲームのストーリーを思い出す。ガーシェルムが切望している魔法の力を得るためには、ヒロインと身も心も結ばれる必要があるということを。來実は彼の幸せのため、あわよくばR18シーンを生で見るため、彼をヒロインとくっつけようと決意! のはずが、來実とガーシェルムの距離ばかりが縮まって……!?
私を忘れたはずの王子様に身分差溺愛されています
伯爵家とは名ばかりの酪農一家で幸せに暮らしていたアリシア。幼い頃訪れた王城で第三王子カイルに仄かな恋心を抱いたこともあったが、彼が婚約したという噂を聞いたこともあり、初恋の思い出として時折思い出すだけになっていた。そんなある日、そのカイルがアリシアの領地を訪れることになり、案内を任されることに。不機嫌そうだった幼い頃と違い、絵に描いたような王子さまに変貌していたカイルは、アリシアにも優しく気さくに接し、改めて恋に落ちてしまう。彼には婚約者がいるのだと諦めようにも、カイルは、まるで婚約者などいないかのように、そしてアリシアに恋をしているかのように甘い言葉ばかり投げかけてきて……
かつて私を愛した夫はもういない
偽装結婚のお飾り妻なので溺愛からは逃げ出したい
多くの人の憧れの的である青年実業家のレオパルトから熱烈に求愛された、美しくも控えめな性格の伯爵令嬢ダイアナ。彼からの溺愛に戸惑いつつも、ふたりは想いを通わせて、めでたく結婚。ひたすら甘く幸せな新婚生活を送っていた。そんなある日、偶然にも夫が美しい女性と抱き合う姿を見てしまう。「この結婚は仕事のための偽装結婚で、私はお飾り妻だったのね」と辛くなったダイアナは夫を避けるべく、修道院に身を寄せることに。しかし、真剣な表情のレオパルトがダイアナの前に現れて…… 一途すぎる旦那様が朝から晩まで離してくれません!? 極上の夫に愛され尽くす、すれ違いラブ!
虐げられた第八王女は冷酷公爵に愛される
第八王女のクラウディアは、公爵家の嫡男ジークフリートに思いを寄せていたが、ある時、隣国の好色な王へ嫁ぐよう言い渡されてしまった。どうしても受け入れられなかった彼女は、その結婚を反故にするため、思いを寄せていたジークフリートと無理やり一夜を過ごす。処女を失い身籠ったことで王家から追放されたクラウディアは、山間の村で身を隠しながら、息子オースティンとともに慎ましく暮らしていた。しかし数年後、彼女の前にジークフリートが現れる。公爵家の屋敷へ有無を言わさず連れていかれた彼女は、あの一夜のことを責められ罰せられると覚悟していたが、なぜかジークフリートは彼女を甘く愛し始めて――
落ちこぼれ治癒聖女は幼なじみの騎士団長に秘湯で溺愛される
神殿に仕えるも治癒の力が弱くろくに仕事が出来ない『落ちこぼれ治癒聖女』のフィアは、ある日突然、知らない屋敷のお風呂場に召喚されてしまう。そこには、幼い頃に生き別れになった初恋の相手、グレンがいた。お互い最初は困惑し警戒し合うものの、再会を喜ぶ二人。そして何故か、グレンにはフィアの治癒魔法が効いた。後日、フィアが育ての親に売り飛ばされたこと、グレン側は自ら望んだ治癒魔法の使い手がくると思っていたこと、召喚の位置がずれた結果の事故であることを知り、なしくずしにではあるが、一時的にグレン専属の治癒聖女となるフィア。毎日治癒を施すうち、直接肌と肌を触れ合わせたほうが力が効きやすいと分かり、しかも治癒のたびにグレンのほうから甘くみだらに触れてきて……
伯爵は年下の妻に振り回される
記憶喪失の奥様は今日も元気に旦那様の心を抉る
目を覚ましたら見知らぬ屋敷にいた令嬢・フェリシア。三年分の記憶を失い、いったいなにがどうなっているのかと困惑するフェリシアに告げられたのは、彼女はこの屋敷の奥方であるということ。そして彼女の結婚相手が、社交界でも人気のイケメン伯爵・グレンだという事実! まったく心当たりのないフェリシアは、この結婚は『契約結婚』に違いないと宣言し、その証拠を見つけようと動き出すことに。記憶を失う前と後でまったく性格の違うフェリシアと、彼女に振り回され続けるグレン。二人の騒がしい日々は、一枚の契約書と手紙によって大きく変化することになり――? 抑えた溺愛が零れだす、一途で濃密なラブロマンス!