アルファポリス文庫
花火と一緒に散ったのは、あの夏の記憶だった
秋月アキラ
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装丁
奇跡のラストに号泣必至の青春恋愛ミステリー!
事故で陸上競技を断念した杉山秀俊は、新聞部で腐った日々を送っていた。そんな彼に、クラスメイトの霧島野々葉は毎日のようにまとわりついてくる。頭がよくて、他校にも知られるほど可愛い彼女だが、秀俊には単なる鬱陶しい存在だった。あるとき、秀俊は新聞部の企画で、都市伝説「記憶喰い」を取材することになった。「記憶喰い」とは、嫌な思い出を「食べて」、忘れさせてくれる存在らしい。そんな折、企画を知った野々葉が秀俊のもとにやってきて告げた。「実は私、記憶喰いに記憶を食べてもらったことがあるんだ」
■文庫本
■定価704円(10%税込)
■2018年06月30日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
CHECK!!
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主な登場人物
●杉山秀俊
物語の主人公。高校二年生。
陸上部だったが、一年前に事故に遭い挫折。
現在は新聞に所属しているものの、日々腐っている。
●霧島野々葉
秀俊のクラスメイト。学校のアイドル的存在だが、
秀俊にとっては、よくまとわりついてくる苦手な相手。
●河原崎あかね
新聞部部長。情報収集の鬼で、学校のことなら何でも
知ると言われている。
●刈島瑛太
新聞部の部員。オタク気質でオカルトマニア。
●杉山香
秀俊の妹。刈島を凌駕するほどのオカルト知識を持つ。
●霧島奈々穂
野々葉の妹。ややシスコン気味。
●山形ノボル
秀俊たちの街に住む推理作家。
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単行本