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フェルドラド帝国の皇太子であるファルシウス皇子(10才)の婚約者候補として顔合わせをした公爵令嬢フィエリナ(10才)は、そこでファルシウスに保留宣言される。
お互いにまだ幼いから、帝国の代表として認められる人物になったときに、改めて婚約し直さないかという話だった。期限は帝都学園卒業後。
けれどフィエリナは考えた。
ファルシウスは既に10才で皇太子として立太子しているのは、それだけ実力が認められているということ。
つまり。
それって私が劣っているから保留ってこと?
プライドを傷つけられた公爵令嬢フィエリナは、負けてなるかと皇太子ファルシウスに戦いを挑む!
そして、戦いのゴングは今鳴り響く!
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※皇太子の名前をアルジオ→ファルシウス
帝国の名前をイスペラント→フェルドラド
2022.7.1に変更しております。
番外編はファルシウスの親友予定の隣国の公爵子息レーバンの話。
文字数 42,220
最終更新日 2022.03.03
登録日 2022.02.24
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