4
件
――六年前、突然兄弟が増えた。
その中で、四歳年上のあなたに恋をした。
戸籍上では兄だったとしても、
俺の中では赤の他人で、
好きになった人。
かわいくて、綺麗で、優しくて、
その辺にいる女より魅力的に映る。
どんなにライバルがいても、
あなたが他の色に染まることはない。
文字数 70,394
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.23
好きな人に告白する前に失恋してしまった英優一。早く忘れようと仕事に没頭する。
雑貨店兼カフェの店長である優一は昔自分の教育係だった先輩である榊槙人に苦手意識も持っていたが、ある日、二号店の店長である榊に思いもよらない告白をされる。
ずっと嫌われていると思っていた榊の本当の気持ちを知った優一にも心に変化が訪れる――。
* * *
かなり昔に書いていた作品です。
他サイトにも載せていますがこちらは校正したものを順次掲載して参ります。
未完結でしたので、ここで仕上げられたらと思います。
文字数 120,191
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.07.03
『あらすじ』
とある依頼により地方の山奥にやってきた祓い師の御屋敷晴明。
仕事中に見知らぬ男が現れ、共に調査をすることに……。
男は浮世離れした姿をしており、結界や瘴気にも平気な顔をしていることから普通の人間ではないことを早々に見抜く。
隠すつもりがないのか妖だろうと問うても男は動じず、親し気に晴明に話しかけてくる。
「……相も変わらず律儀だな」
「今何て……?」
「いや、こちらのことだ」
男は何かを隠している。
それでも悪い妖ではないのだろうと信じた晴明は男の名を聞く。
「――雨月」
そう名乗った男は何か目的をもって動いているようだ。
遥か昔の因縁を断つため、晴明の運命が大きく動き出す――。
文字数 37,670
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.08.26
毎日せっせと野菜を育てる高校生の綾野は、裏庭に面した体育館から聞こえてくるバレーボールの音に毎朝耳を傾けていた。
そんなある日、体育館を何気なく覗いてみた綾野は主将でエースの松岡に声を掛けられる。
「畑で野菜、育ててるだろ?」
その日から会話を交わすようになり、実は松岡は野菜が苦手で彼が食べられるように工夫する綾野。
互いに惹かれていく二人のほのぼの恋愛学園ライフ――。
* * *
2016年に書き上げた短編です。
文字数 15,796
最終更新日 2023.07.18
登録日 2023.07.11
4
件