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大学生のカイは普通の恋愛が分からない。だから「シェアラブ」という多対多の秘密の恋愛グループを作るが……。
文字数 3,562
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
私には双子の妹がいる。
姉だという理由でいろんなものを妹に譲ってきたが、そんな私にデューク王子が求婚を申し出る。そういえば子供の頃そんな約束したっけかなあ……。
王子は「決心がついたら王宮においで」と通行証代わりのペンダントを渡してきたが、それを持って双子の妹が王宮に向かってしまう。私、そんなものまで妹に譲る気はないんですけど?!
文字数 5,059
最終更新日 2024.09.30
登録日 2024.09.30
双子の姉は美少女である。だからオレも女装をすると美少女になる。
ビッチな姉の尻拭いの為に、姉に変装してデートに出向く。デートの相手は高身長イケメン男子である。果たしてデートを無事完遂できるのか? そして高身長イケメン男子に隠された秘密とは?
文字数 4,815
最終更新日 2024.09.25
登録日 2024.09.25
私とライネスは新婚夫婦。お互い愛し合っているんだけど、ライネスには悪癖?が一つある。
彼は王都騎士団の騎士様。だから保護した女の子をウチに連れてきちゃうんだよね……それってどう思う? ちょっと不安にならない? その辺り、ウチの旦那様はどう思っているのかしら?
文字数 7,055
最終更新日 2024.09.22
登録日 2024.09.22
——大陸には五つの王国があり、幾体かの魔王が災厄として都度出現していた時代。それは勇者が人々の希望として輝いていた時代でもあった。
無精髭が似合う中年セレドは元勇者である。今はかつての身分を隠し、今は西の王国で一介の冒険者として細々と暮らしている。
——独身——。それが性に合っていたのだ。
そんなセレドの元に、北方王国からシエラと名乗る少女がやってくる。冒険者には似つかわしくない気品と、その気品に似合わない覇気を漂わせた彼女はセレドに詰め寄る。
「あなた、元勇者でしょ? 母様から聞いているわ。結婚から逃げ出したチキン野郎だって」
シエラの正体は、セレドが勇者時代に仕えていた北方王国の王女の娘だった。動揺するセレド。まだ勇者であった頃、魔王を斃した暁には王女と結婚する約束だった。しかし、その約束は果たされなかった。セレドが勇者の地位を捨てて逃げたからだ。
「王族にとって、交わした約束は何よりも重いものなの。だから甚だ、全く、非常に遺憾ではありますが、私はあなたと結婚するわ。その為にここまで来たの」
「は、はあ?!」
「王族の執念、舐めたらあかんぜよ」
折しも西の王国では、長年続いていた赤竜の魔王との戦いが大詰めを迎えていた。白銀の勇者が魔王を追い詰めていくが、その先々で不穏な影がちらつく。勇者の討伐に先んじて、魔物を斃して回っている者がいる。一体何故……?
果てして白銀の勇者は、無事西の王国に平穏を取り戻せるのか? そしてセレドが勇者から逃げ出した理由とは?
——勇者という希望に引き寄せられた人々が織り成す、ファンタジー活劇。
文字数 82,891
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.26
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