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竜は敵だ。
だから倒すときは無言でいい。
倒すこと以外考えなくていい。
俺がこのこと以外、考えられるようになるのは。
邪竜を潰してからだ。
文字数 1,718
最終更新日 2023.04.18
登録日 2023.04.18
西の国のとある魔法使い、リアは、高等魔法の研究家だ。
いつも実験室で魔法の試し打ちをし、どんな魔法が一番敵に効果を与えられるか、日々研究していた。
すごい魔法が世の中に出るほど、もっと精巧でもっと高性能でもっと素晴らしい効能を持った魔法を作らなければ、ほとんど意味はない。
だから、日々より一層気を入れて魔法を研究するわけだが、ある日、気づいてしまう。
「効率だけ求めるなら、全部潰す魔法作ればよくない?」
文字数 2,739
最終更新日 2023.03.07
登録日 2023.03.05
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