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木戸 稔《きど・みのる》 享年30。死因:交通事故。
日本人としての俺は自分の生きた証を残すこともなく、あっけなく死んでしまった。
死の間際に、「次はたくさん長生きして、自分の生きた証を残したいなぁ」なんてことを思っていたら――俺は寿命1000年のエルフに転生していた!
だからこそ誓った。今度こそ一生を使って生きた証を残せる生き方をしようと。
さっそく俺は20歳で本来エルフに備わる回復魔法の全てを自在に使えるようにした。
そして30歳で全属性魔法を極め、100歳で古代魔術の全術式解読した。
残りの寿命900年は、エルフの森を飛び出して無双するだけだ。
誰かに俺が生きていることを知ってもらうために。
ある時は、いずれ英雄と呼ばれるようになる駆け出し冒険者に懐かれたり。
ある時は、自分の名前を冠した国が建国されていたり。
ある時は、魔法の始祖と呼ばれ、信仰対象になっていたり。
これは生ける伝説としてその名を歴史に轟かしていく、転生エルフの悠々自適な無双譚である。
毎日に18時更新します
文字数 137,976
最終更新日 2022.06.23
登録日 2022.05.03
「死ぬまでに、一回くらいおっぱい揉んでみたい人生だったなぁ……」
ちょっぴりエッチで頭の中は常に煩悩でいっぱいの少年、ラクトロード・アヴローラは15歳での職業適性神託で「精霊術師」を引き当ててしまう。だが、世界で誰も精霊との干渉方法を知っている者がいないため、その職業はハズレ職とされ無能の烙印を押されてしまうものであった。
だが、ラクトは諦めなかった。いつか可愛い精霊たちとたくさんイチャコラするため尋常ではない努力を続けた――その結果、パーティーに見捨てられ追放を受け、とあるダンジョンの奥底で死にかけていたラクトのとんでもない強さに惹かれてやってきた一人の美精霊と出会うことになる。
「……おっぱい、揉んでいっすかね?」
「いいわよ? この窮地を脱したのなら、いくらでもね」
これは、無能だったはずのラクトが最強の精霊術師として世界中の美精霊たちと出会い、楽しく賑やかな理想郷を作っていくスローライフの物語である。
文字数 23,929
最終更新日 2020.10.03
登録日 2020.09.26
貧しい田舎から上京し、たくさん仕送りが出来る超一流の冒険者になる!そしてたくさんの可愛い女の子とお近づきになって守るんだ!そう意気込んで王都にやって来たリック。
しかし彼は生まれながら魔法を使うことが出来ず、魔法欠格者の烙印を押され様々なパーティーで雑用係に甘んじていた。
そんななか、とあるダンジョンの攻略中に転機が訪れる。パーティーに捨て駒にされ死を覚悟したとき、ダンジョンの核(コア)の少女と出会ったのだ。
「あなたには闇のチカラがあるの。魔王としてこの世界を好き勝手に出来る、闇魔法の才能が」
そこで初めてリックは魔法が使えないのではない。評価されないだけだったのだと知ることになる。
この魔王の力を使えばダンジョンを拡張してどんどんお金も手に入り、世界中の女の子達ともどんどん仲良くなれるという。
こうしてリックはぼっち歴1000年のダンジョンの核、アイラと共に虐げられる世の女の子のために、ハーレムダンジョンを創りつつ世界一優しい世界征服に乗り出すことになったのだった。
*毎晩19時付近に投稿しております。
文字数 41,043
最終更新日 2020.04.28
登録日 2020.04.14
グレンカミラ王国の第三王子、レアルが神から受けた神託は『召喚術師』だった。
どれだけ成長してもゴブリン5体を使役するほどの力しかないというハズレ職を引いたレアルは、王家の恥だと言われ、陸の孤島と呼ばれる魔物の群生地、『シルデフィル地区』に追放されることになる。要は、戦って死ねということだった。
一人で荒れ地同然の地に投げ出されたレアルは、一人で生き抜くことを決意するが、今までの召喚術だと到底生き残れそうもない。だがそこで彼は伝説の召喚術師に出会い、万物を召喚出来るチートを授かることになった。
万物召喚は、物でも人でも魔物でも大精霊でも、何でも召喚出来る超絶チート能力!
レアルは真の能力に目覚めて一番最初に召喚した幼馴染みの女剣士リリシアと共に、広大な魔物だらけの荒れ地を開拓していく!
そしてレアルの村は、世界で最も裕福で、最強と謳われる幻の村へと成長していくのだった――!
*毎日夕方18時の定時更新です。
是非感想などなどいただけたらと思います!
文字数 29,784
最終更新日 2019.11.08
登録日 2019.10.28
とある小さなパーティーの下っ端として雇われていたレアルは、全ての属性を使える万能魔法持ちだ。だが、それぞれの技の威力が弱いために、どの冒険者パーティーでも体の良い使いっ走りや、荷物持ち、果ては囮にして捨てられることでしか貢献出来ずにいた。
そんな中、レアルのパーティーは傷付いた伝説級魔狼・フェンリルの討伐に赴くことになるが、手負いでも圧倒的な強さを誇るフェンリルの前に彼らはあえなく瓦解する。レアルは囮にされてしまい死を覚悟したが、フェンリルの一言で彼の人生は大きく変わることとなる。
「あなたの魔法の才はこの400年の中で随一のものです。その万能魔法で、この子を最強の魔狼の王に育て上げてはもらえませんか?」
これは、器用貧乏で使い勝手の悪かった万能魔法の少年と、力の使い処が分からなかったポンコツフェンリルが出会い、最強のコンビになっていく物語――。
*21時の定時更新です。
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第12回ファンタジー小説大賞応募中です!
皆さまからの作品への投票、お待ちしております!よろしくお願いします!
文字数 76,359
最終更新日 2019.09.30
登録日 2019.08.10
ある日、買い出し直後に異世界に飛んでしまった嘉市達也(かいち・たつや)のそばにあったのは住んでいたアパートにあるキッチンだった。
タツヤは現状を把握した後に、とてつもなく燃費が悪い獣人族のルーナに餌付けしつつ、そしてルーナになつき、タツヤを毛嫌いする龍族であるウェイブと共に、タツヤは異世界をのんびりぶらぶら暮らしていくことを決意する。
※小説家になろうの方にも載せています。
文字数 170,657
最終更新日 2018.05.11
登録日 2017.07.14
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