1
「幻影魔術は弱い? まあ、俺以外ならそうかもな」 魔術の才能……それ即ち、属性を操る才能。 より多くの属性を操る適性が求められるこの世界で、アレンという少年はすべての属性への適性を失ってしまった。そんな彼が扱うのは戦闘には不向きとされる無属性……さらにその中でもとりわけ弱い、最弱と見なされる「幻影」魔術。 愚かだと笑われてきたアレンだったが、彼がその真の実力を発揮すると評価は一変した。曰く、アレンこそは現代最強の魔術師の一人であると。 たった一人で幻影魔術の評価を覆した彼は、魔術の歴史にその名を刻むことになる。
24h.ポイント 21pt
小説 27,847 位 / 185,323件 ファンタジー 3,768 位 / 42,591件
文字数 77,180 最終更新日 2024.03.31 登録日 2024.03.12
1