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ある日の夜中、あまり寝付けなかったヴィンセントは自宅の側で小瓶を見つける。字が読めない彼はてっきりお酒だと勘違いし、その小瓶の中身を飲み干してしまった。
しかし、翌日。体調不良と共に両親と少女が争う声が外から聞こえてきて行ってみると、どうやらその小瓶は少女にとってとても大切な物だったようで、なんと〈魔導士〉になるための液体だったようだ。少年は転生前の記憶を失ったまま魔導士となり、魔導士だけが使える対ソウルドレイン魔法を学ぶ途中、まさかの義兄と接触。腕を取られ、記憶も戻らないまま魔法の遺物を探しつつ腕を奪った人物の探索も並行するが……。
文字数 69,083
最終更新日 2025.01.04
登録日 2024.12.31
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