希依

希依

ガールミーツガールが中心。ジャンルはいろいろ(コメディから真面目なのまで) 読後感が心地よい小説が書けるように精進しています。 感想やコメントくれるとすごくうれしいです。
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ホラー 連載中 短編 R15
あなたのことを許さない。怪物に喰われ続ける私を見捨てたのだから。 あの頃、僕たちのすぐ隣で暗闇は生きていた。悪意を持てない少年メロスと暗闇に喰われ続ける少女かふかの懐かしくて哀しいジュブナイルホラー。 5月の連休初日。メロスが部屋で起きると母親は失踪していた。母の遺した一万円札を持ってモール型ショッピングセンターに行くと学校一の嫌われ者である永井かふかがクラスメイトにいじめられる場面に遭遇する。メロスはこっそりとかふかを助けるが、逆にかふかに逆恨みされ善意をつけこまれる。メロスにはかふかに決して逆らえない負い目があった…。 「メロスはかふかを見捨てた。かふかはメロスに殺されたの」 その夜、アパートのベランダで永井かふかが暗闇の怪物に生きたまま喰われるのをメロスは見る。それはまるで夕暮れの校舎で少女を見捨てたときと同じように―――。 ちょうど同じころ、モール型ショッピングセンターで幼児失踪事件が起きていた。かふかが言うにはその事件にはかふかを喰らっていたクラヤミの怪物、晦虫が絡んでいるという。 晦虫は人の悪意を喰らう。ショッピングセンターの奥に捕らわれた少女の絶望を美味そうに食べているが、もうじきその絶望の灯も消えるのだと。 少年は耳たぶを報酬に晦虫の毒である少女の助けを得ると、晦虫に捕らわれた女の子を助けに深夜のショッピングモールに潜入するのであった。そこで少年と少女が見たのは大人の悪意に寄生した晦虫の群れと巨大な晦虫の王、そして、■■の裏切り―――。 ヒトの悪意は怪物にとって蜜の味、じゃあ、ヒトの善意はどんな味? ※本作品はホラーです。性的描写、身体欠損など猟奇的描写はできるだけ抑えめにしていますが、人によっては不快と感じる描写が多数あります。ホラー、サイコサスペンスが苦手な方はご注意してお読みください。 
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小説 192,049 位 / 192,049件 ホラー 6,808 位 / 6,808件
文字数 68,253 最終更新日 2024.05.18 登録日 2024.02.07
六条夕璃(YURI)は良家の子女が通う白蘭学院高校が誇る美少女生徒会長である。もちろん彼女自身も日本屈指の良家のお嬢様である。 パーフェクトな夕璃がふと朝目が覚めると男子に入れ替わっていた――!? しかも、入れ替わった相手というのが六条夕里(YUURI)で男子に生まれていた並行世界の自分ですって――!? 元の世界に戻るために“ある”世界で奮闘する夕璃の目の前に現れたのは“ない”世界では決してフラグが立たなかったイケメンたちだった。 そして、“ある”世界の彼らは生徒会メンバーで夕里のかけがえのない仲間だった――  決して出会えることのなかったガールミーツボーイからボーイミーツボーイへ。 少しだけ違う世界で少女が見たものは――
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小説 192,049 位 / 192,049件 恋愛 57,183 位 / 57,183件
文字数 88,217 最終更新日 2024.03.16 登録日 2023.09.07
SF 完結 短編 R15
 この物語は人間以上人間未満の未来のモノノケ少女たちが跳梁跋扈する未来世界のガールミーツガール。  ボッチ大学院生の山本似愛は2016年に死んだ。しかし、その遺体は完全に死ぬ前に冷凍保存され、81年後の2097年に人類の歴史上初の人体冷凍保存(クライオニクス)成功者として生き返ってしまった!  生き返った未来はAR美少女が友達になり、アンドロイドが恋人になるような現実と仮想空間が曖昧な世界。もはや生きた人間と交流する必要はなく、国家でさえも「限界国家」として消滅に向かっていた。    山本似愛改めてニアはそんな世界に生き返らせた男(フランケンシュタイン)に復讐すべくAI幽霊のAKIと旅を続けていたが、虹色の一つ目と銀髪の豆腐美少女のアバターに仮想世界で惨殺されるバグを抱えてしまう。致命的なバグを解決するには、鍵となった少女の記憶を消すしかない。そのためにニアは「記憶消し屋」がいるという「顔無しの郷」を訪れるが、郷に起こった惨殺事件に巻き込まれるのであった―――。  高度に発展した科学技術が“魔法”とほとんど変わらないのなら、  それらによって変質してしまったヒトは、  妖精や悪魔、あるいは“モノノケ”の類と変わらないのではないか?
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小説 192,049 位 / 192,049件 SF 5,484 位 / 5,484件
文字数 93,069 最終更新日 2024.01.27 登録日 2023.10.13
この世界にはどこかに“魔法”が存在する。その場所は「魔女の劇場」。そこでは魔女が魔法を使って特別な演目を行うのだ。それはとても素敵な“魔法”のような時間。極東にある魔女の劇場、「白猫座」。白猫座の新米支配人代理兼館長代理である白埜彼方は世知辛い現代商業主義の波にもまれておんぼろ劇場の経営に毎日楽しく四苦八苦している。今日も今日とて副館長の白亜を巻き込んでチラシの内職をしていると突然少女が訪ねてくる。少女の名は本田透火。彼女が言うには今夜開演する魔女の劇場のチケットが空を飛んで消えてしまった――!? 開場する劇場。奇妙な観客たちと到着が遅れる主演の魔女。そして、次々と泡となって消えていく観客たち…。はたして彼方たちは無事終演を迎えることができるのか? 町の片隅で起こったちょっと切なくて心が温まる魔法と人間たちの物語の開幕。
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小説 192,049 位 / 192,049件 ファンタジー 44,596 位 / 44,596件
文字数 84,248 最終更新日 2023.09.20 登録日 2023.07.18
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