MR小説一覧
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製薬会社二社が共同開発した新薬の採用を巡って、昭和記念総合病院では、二社の薬の処方量の多寡で決定することとなった。共同開発した二社の取り決めでは、全国の病院を二分して採用会社を事前に決め、トラブルが発生しないように決められていた。昭和記念総合病院は、万永製薬の採用が取り決められていたが、内分泌科の藤江医師からの突然の大和薬品の薬の申請が出された事によって、万永製薬の思惑とは違って競争による採用という事になってしまった。万永製薬のMR乗倉敏和と大和薬品のMR長谷辺保は山仲間として親しかったが、これをきっかけに関係は悪化する。長谷辺は本来、乗倉の会社の薬が採用される筈の病院である事から、乗倉との関係を修復しようと、同じMR仲間で恋人の先崎文恵に相談する。長谷辺は、先崎文恵のアドバイスで処方している藤江医師に、乗倉の会社の薬を処方するよう依頼するとともに、乗倉に自分の意思を伝えようとするが理解されない。
そんな中、長谷辺は、先崎文恵に日本三大峠の一つ雁坂峠への山行を誘うが、都合が悪く、結果的には弟の稔と登る事になる。また、乗倉も山好きな空木とともに、長谷辺とブッキングする日程で、同じ山域に違うルートからではあるが登ることになる。そして、あろうことか長谷辺は、目指した雁坂峠で何者かによってナイフで刺殺されてしまう。乗倉と空木は、その第一発見者となり、前日からその山域に入って、兄と峠で待ち合わせをしていた弟の稔とともに容疑者となってしまう。
文字数 132,660
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.09.21
この物語は人間以上人間未満の未来のモノノケ少女たちが跳梁跋扈する未来世界のガールミーツガール。
ボッチ大学院生の山本似愛は2016年に死んだ。しかし、その遺体は完全に死ぬ前に冷凍保存され、81年後の2097年に人類の歴史上初の人体冷凍保存(クライオニクス)成功者として生き返ってしまった!
生き返った未来はAR美少女が友達になり、アンドロイドが恋人になるような現実と仮想空間が曖昧な世界。もはや生きた人間と交流する必要はなく、国家でさえも「限界国家」として消滅に向かっていた。
山本似愛改めてニアはそんな世界に生き返らせた男(フランケンシュタイン)に復讐すべくAI幽霊のAKIと旅を続けていたが、虹色の一つ目と銀髪の豆腐美少女のアバターに仮想世界で惨殺されるバグを抱えてしまう。致命的なバグを解決するには、鍵となった少女の記憶を消すしかない。そのためにニアは「記憶消し屋」がいるという「顔無しの郷」を訪れるが、郷に起こった惨殺事件に巻き込まれるのであった―――。
高度に発展した科学技術が“魔法”とほとんど変わらないのなら、
それらによって変質してしまったヒトは、
妖精や悪魔、あるいは“モノノケ”の類と変わらないのではないか?
文字数 93,069
最終更新日 2024.01.27
登録日 2023.10.13
初作品です。どうか見守ってくださいw
西暦2026年、突如として襲来した大災害ポータルナイト。天から降り注ぐ巨大な柱により日本の古代都市『京都』は街丸ごと消失した。
復興支援機器として配布された次世代型MRマシン『ナイトブレス』にはMRMMORPGの機能が備わっており、ゲームとしても使われる中、軍事利用もされていた。
そのうちの一つ、レイズ。警察の役割を担い、ナイトブレスを使った犯罪やテロ、その他様々な事件を解決する国家機関である。
そこに、栄えある二期生が入隊する。そして、その中に一際弱い勇者がいた。名を”穂村 仁”という。
これは、彼が送る壮絶な人生と、悲しみと苦悩に暮れた者たちの物語。彼らは何を見、何を知り、何を信じていきてゆくのか?これから先に待ち受ける衝撃の事実に、耐えられるか...
※基本は戦闘もの、ヒーローものとなっております。
※過去編と現在編の2つを交互に章にわけて投稿していきます。
(小説家になろうで先行公開中!)
文字数 84,007
最終更新日 2017.12.26
登録日 2017.11.19
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