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結婚宣誓書にサインをしたその瞬間、俺は気付いた。ここは前世で読んだ小説に酷似した世界で、俺は夫の断罪に巻き込まれる憐れな辺境伯夫君(後夫)ということに……!
どうにか夫の死を回避して、俺は気楽な貴族の後夫ライフを手に入れてみせる!
文字数 49,112
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.10.31
人の中には遥か昔に先祖が神々から授かった異能を、脈々と受け継いでいる血筋がいくつか存在している。贄の力もその一つだ。
贄とは様々な災厄を人々の身代わりとなって引き受ける、そういう特殊な力を持った人のことである。
己の血肉を犠牲に人々の災いを贖うことを生業とした生贄の一族。すばるはその贄の血を引く最後の子供だった。
神様に拾われたすばるは「贄の神子」となり、いつか来る災厄を恐れる人間の希望のひとつとなった。
そしてその傍らには寄り添うように立つ銀鼠の毛並みを持つ狐の神様が一人。
誰かのために己の身を削る役目を負った少年と、少年を守るために遣わされた月光の神。
二人が紡ぐ喪失と幸福の物語。
・雰囲気和風ファンタジー
・R指定回は*表記あり
・常に距離が近いがRまでは遠いです
2024.9.2より全体的に修正を加えて上げ直しています。
文字数 153,705
最終更新日 2024.10.23
登録日 2022.06.07
*一部の番外編を新章として分けることにしました。今後ともよろしくお願いします
ヴィンセントはこの物語(ゲーム)の悪役令息だ。
悪役令息は婚約者に忍び寄る主人公の魔の手から婚約者を守るため、主人公を虐め、貶し、脅して排除する役目を持っていた。そして最後は真実の愛で結ばれた婚約者と主人公に断罪され、国を追い出され親より年上の初老の男に嫁がされる運命にある。
ヴィンセントは思った。そんな運命は嫌だと。自分は愛する人と結ばれて、幸せになるのだと。
決められた運命から逃れるため、全てを知ったヴィンセントは『ある人物』と結託することにした。
全ては大好きなあの人とのハッピーエンドのため。
『彼ら』は運命に抗う罠を張る。
*R指定回は番外編に。タイトルに表記します
*コメディ路線なのでなんだかんだみんなちょっとポンコツチョロ助です
ムーンライトノベルスにも投稿中
文字数 184,099
最終更新日 2024.07.07
登録日 2022.08.23
平日は平凡なサラリーマン、休日はコスプレイヤーとして人生を謳歌している俺、大倉健一。
大人気オンラインゲーム「ライフ・オブ・ドラゴン」のコスプレで大型イベントに参加!着替えをすませていざ会場へ、とキャリーバッグを転がし歩いていたら「あなたの助けが必要です、私の世界を救ってください」と女神コスプレの女子に声をかけられた。
オンゲ開始時の女神のボイスと全く同じセリフだったから、ノリで「いいよ!」と言ったらさあ大変!コスプレ会場へ向かっていたはずの俺は鬱蒼とした森のど真ん中で立ち尽くしていた!
見知らぬ土地で独り立ち尽くす俺。モンスターに襲われて絶体絶命。そんな俺を助けてくれたのは1人の騎士だった。俺を助けた騎士は言う「どこへ行ったかと思ったら……何をしてるんですか、殿下」
えっ?俺、王子様?!
オンラインゲームの世界にコスプレのまま異世界転移した俺のこの先の人生や如何に?!
*BLと言いつつなかなかBがLしません。ご注意ください
文字数 63,441
最終更新日 2024.06.29
登録日 2022.10.31
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