キスケ

キスケ

よろしくお願いしますm(_ _)m
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「俺は、貴女の夫です」 一切の感情を押し殺したような、平坦な声だった。「どなたですか」と尋ねた時、目の前の青年はそう答えたのだ。でも、それはつまらない冗談だと私は思った。なぜなら彼はたった今初めて顔を合わせた相手なのだから──。 ◇婚約破棄がきっかけで記憶喪失になった公爵令嬢と、そんな彼女にずっと片思いし続けていた騎士の話。5話完結。 (小説家になろう様にも投稿してます)
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文字数 11,637 最終更新日 2024.08.03 登録日 2024.08.03
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