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貞元2年(977年)の弥生。
播磨には播磨法師と呼ばれる野良陰陽師の集まりがあった。
その中で一人の術士・蘆屋道満は異教且つ異郷の悪魔・ルキフェルを式神としての従属と召喚契約に成功する。
蘆屋道満と悪魔達が描く霊験あらたかな人生をあなたに——。
文字数 1,285
最終更新日 2025.02.14
登録日 2025.02.14
1985年の浅草千束。
呪詛を受けて生まれた女難の男子高校生・田造京次は、その呪詛を解く為に現れた美人呪術師・九字萩火と出会う。
何でも『契交の呪詛』と呼ばれるその呪詛は、好みの女性には嫌われ嫌う女性には好かれると言う女には困らないありがたいのか迷惑なのかが分からない代物であった。
「この呪詛はね、好いた異性と交わらない限りは解く事が出来ないの。京ちゃんの代でこの呪詛は消えるけど、予言によると次代の田造家は存在しないのよ」
「そんな馬鹿な話あっかァアッ‼︎」
九字はそう京次を脅すが次にこう話す。
「けど安心して! 近い内に、京ちゃんの近くに将来の花嫁になるであろう女の子が四人現れるわ。その女の子と結婚すれば万事解決……いやァ……なるかなァ……? そんな断言なんて……最近は天気予報ですら正確性求められる時代だし……!」
「断言すんのかしねェのかどっちかにしろィッ‼︎」
果たして、京次は好みの女性を娶る事が出来るのであろうかーー?
※作者はこれが初投稿の作品です。
最低毎週土曜日には話を投稿する為、話数が週によって偏りが出るかと思います。
お気に入り、感想は広く受けておりますので、ご指導ご鞭撻の程、是非よろしくお願いいたします。
小話では細かなツッコミ等が書いているので、そちらも併せてお読み下さいませ。
文字数 58,936
最終更新日 2025.02.12
登録日 2025.01.23
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