馬酔木 炉(あしび いろり)は大学受験を控えた高校三年生。少し物持が悪いけど優しくて彼女もいて充実した毎日を送る普通の男子生徒。
頭の回転が早く成績の良かった炉は都内の優秀校を狙い日々勉強に勤しんでいた。
しかしその幸せは多くの人の手によって守られていたものだった-・
そして高校三年生の6月という不思議な時期に転校してきた百目木 帆純(どうめき ほずみ)によって炉とその周りの者達の運命が大きく変わっていくのであった。
文字数 9,792
最終更新日 2018.10.27
登録日 2018.10.21