綿涙粉緒

綿涙粉緒

時代小説を発表する場所としてアルファポリスにやってまいりました。読み味がライトな時代小説をアップしておりますので、ぜひともご覧ください。
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     浅草一体を取り仕切る目明かし大親分、藤五郎。  町内の民草はもちろん、十手持ちの役人ですら道を開けて頭をさげようかという男だ。    そんな男の二つ名は、鈍牛。    これは、鈍く光る角をたたえた、眼光鋭き牛の物語である。
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小説 184,959 位 / 184,959件 歴史・時代 2,213 位 / 2,213件
文字数 15,046 最終更新日 2024.05.15 登録日 2022.05.23
「少女たちは春を生きる、春に生きる、春と生きる。」 一度しかない春を生きる少女たち。 そんな少女たちの春を、連作短編で書いています。 12人の少女たちが 青春という大きな春に巡る季節の中で それぞれに生きていく姿。 ぜひ、御覧ください。
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小説 184,959 位 / 184,959件 ライト文芸 7,550 位 / 7,550件
文字数 25,090 最終更新日 2022.04.17 登録日 2022.04.17
「それは、茅鼠というそうだ」 その男は巌のように大きく。 わたしは、いかにも小さき物に思えた。 それでもわたしは。 その男を、斬らねばならぬ。 仇討ちに挑む男と、挑まれる男の切ない交錯の一幕。
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小説 184,959 位 / 184,959件 歴史・時代 2,213 位 / 2,213件
文字数 10,193 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
「蕎麦しかできやせんが、よございますか?」 お江戸永代橋の袂。 草木も眠り、屋の棟も三寸下がろうかという刻限に夜な夜な店を出す屋台の蕎麦屋が一つ。 「仕合せ屋」なんぞという、どうにも優しい名の付いたその蕎麦屋には一人の親父と看板娘が働いていた。 ある寒い夜の事。 そばの香りに誘われて、ふらりと訪れた侍が一人。 お江戸の冷たい夜気とともに厄介ごとを持ち込んできた。 冷たい風の吹き荒れるその厄介ごとに蕎麦屋の親子とその侍で立ち向かう。
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文字数 113,318 最終更新日 2021.04.29 登録日 2021.04.23
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