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BL 完結 長編
祭矢燈の高校入学の日、幼馴染の堂島樹と通学路になる道を通った時、祭矢が公園で白銀の髪をした夏草ルイを見かける。桜が舞う公園で夏草を見た祭矢は夏草に恋をする。しかし、祭矢は鯉をしたことが無い為自分の気持ちに気づくことができなかった。高校入学でクラスメイトの佐野晴也・泉昴大に声を掛けられ、友達となる。学生生活と送りながらバイト始めた祭矢。バイト先は「caféLis」。カフェの店長華園梨花。母親の店であるここのカフェを引き継ぎ店長をしている。そこでバイトをしているとある日夏草が来店した。来ると思っていなかった祭矢は、目を奪われたように固まってしまう。店長の華園と夏草が親しく話をしている所を見た祭矢は、モヤモヤした状態でバイトを終わらせる。この気持ちを知りたく樹に相談する。結果それは嫉妬をしているという事を言われ、初めての恋をした相手が男と知った祭矢は、更に悩むことになる。授業に身が入らずノートをを移させてもらっているときに、佐野がカミングアウトする。佐野も好きになったのが男で、それも幼馴染の泉。このことを聞いた祭矢は自分の思っている事を話した。どう行動を取るか話し合った。その日バイト先で華園に夏草への気持ちがバレてしまい。気を使われ、夏草が来た時に二人きりにされてしまう。そこから二人は話すようになり、二人で出掛けるようになる。そこで夏草の過去を知ることとなる。それを聞いた祭矢はどうしていいか分からず一緒にいることを避けてしまう。祭矢の雰囲気がいつもより悪く、心配している三人が話を聞いた。聞いてもらって決心した祭矢は夏草に正面から真剣に向き合うことになる。祭矢の言葉に救われた夏草は、祭矢のことが好きになる。年が離れていることが気になって夏草からはアプローチできないが、祭矢からのアプローチを受け、付き合うこととなる。
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文字数 27,512 最終更新日 2024.06.21 登録日 2024.06.21
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