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リリー・ベネットは愛する夫を遺して死んでしまった。
リリーは夫であるカイリを愛していたし、カイリもリリーを愛していた。死してなおその気持ちは変わらなかった。幽霊となった彼女をカイリは見ることができない。それでもリリーは愛する夫を見守ることに決め、そばにいる。
ある日、悲しみに明け暮れるカイリの元に魔族の男・アーサーがやってきてこう告げた。
「愛する女が死んだ理由を知らないままでいいのか?」
その一言で、カイリは国と立場を捨て魔界へ旅立つことを決意する。
リリーが死んだ理由とは?
アーサーがカイリを魔界に呼んだ理由とは?
そして、カイリはリリーの死の理由を知ることができるのか?
シリアスな設定を抱えつつコメディな物語。
文字数 7,078
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.02
私立路傍高等学校には、今はもう使われていない旧校舎がある。
そこの図書室に住んでいる者の正体を僕だけが知っている。
さあ、今日は死体とお茶会だ。
死んでしまった君の好きな茶葉は何かな?
適当に淹れたこれが、気にいるといいのだけれど。
文字数 8,608
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.03
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