偶然寺かなめ

かつて、この世の七割を滅ぼした魔人達。 彼等彼女等は死闘の末英雄に討ち取られ、消滅した。──────はずだった。 西暦3400年、現代。魔人達はそれぞれに転生を果たしていた。 普通で平凡な一般の青年 鈴木 歩は、ひょんな事からその魔人達に好かれるようになり…… 《毎日出来上がり次第投稿。》

男が一人、夜道を歩いていると前に歩いている老人の上から、鉢植えの様な物が落ちていることに気が付き、男は老人を庇って鉢植えの下敷きになってしまいました。 気が付くと、彼は病院にいました。隣には、暗い青髪の青年が居り、その青年は自分の友人だと語りますが、主人公は記憶喪失の為その青年が誰なのか思い出せません。暫く入院する事になった主人公の為に、略毎日見舞いに来る青年。もうすぐ退院前、という頃に見舞いに来た青年は暫く家に来ないかと誘い、主人公は了承します。 これは主人公とその友達との、少し変わった友愛の物語です。