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高校生活の大半をVRMMORPG内で過ごした妙月 相馬(みょうづき そうま)はある日、たまたま登校してみたら『クラス転移』に巻き込まれてしまった。異世界にきた妙月とクラスメイトたちは生き残るために協力はするものの、妙月だけに大変な仕事をさせてばかりだった。その理由は『高校に入ってから今までどうせ何もしてこなかったはずだから』という卑劣極まりないものだった。
彼はクラスメイトに不満を抱くがクラスメイトに『不満があるなら出ていけ』と言われ仲間はずれにされてしまう。
彼が森を放浪していると異世界なのにどこかでみたことのある植物が生えていることに気づく、彼はそのほかにも見覚えのあるものが複数あることに気づく。
そう、この世界は2年間ずっとプレイしていたVRMMOと同じような世界だったのだ。
彼は、そのゲームの知識を活かして無双する。
文字数 23,919
最終更新日 2024.07.29
登録日 2021.12.17
轢かれそうになっていた女子生徒を庇い死んだキョクチ・ソウマ。
彼はあの世で神様からこう言われた。
「君はやり直せる、異世界で。」
彼が望んだのはコツコツ異世界生活だったが…なんやかんやあって神の怒りに触れてしまい…
気づいたらほぼステータスカンストしてました。
文字数 11,197
最終更新日 2024.07.26
登録日 2021.12.17
あらゆる環境に恵まれずに、その短い人生を終えてしまった佐倉 三春。
彼は天界で与えられた新しい環境と使命を胸に、第二の人生。異世界での生活を始めようと決意する。
使命を全うするため天界から彼に授けられた力は【環境】を変える力であった。
「チートスキルじゃねぇか!!」
その能力は凡庸性が高く、、万能。。
ではなく、制限の方が多く、扱いにくいものであった。
周囲の畑の土が良質になる。
りんごがちょっと甘くなる。
明日の朝ご飯のおかずが一つ多い。
「いや、使えねぇじゃん。」
彼は周囲の環境を変える能力(笑)を与えられ、その世界での目的を果たす。
「いや、これで魔王倒せとかきついって。」
※この環境はフィクションです。
文字数 5,354
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.05.30
高校2年生の向日(むこう)ハル。彼女は下校中にふと雨に濡れたアサガオが目に留まる。
『時期じゃないのに。』
思わず口から出た言葉
『だって、造花だから。』
後ろから透き通った優しい声が聞こえた。
「なんで、知ってるんですか?」
彼女は怪訝そうに眉を曲げながら呆れたような顔で口を開いた。
「ここ私の親の店だから。花屋の娘なの。」
「ふーん」
(なんで造花なんか飾ってんだろ。)
「どこの高校?」
「春宮高校。」
「同じ。」
「へー。」
共通点がお互いに見つかり二人の間の空気がふっと軽くなった。
「ねぇ、」
「?」
「ハルの花を教えて。」
「桜?」
「花屋だろ。」
もうじき春が来る。平坦だけど少し苦い青春のお話。
『去れど”ハル”』
文字数 784
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.20
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