ゆずどりんこ

都内に1店舗存在する名店（迷店）。 各地方にも数店舗展開し、毎日賑わっている様子。 それは色々な意味で知れ渡る喫茶店。 そのお店に1人、また1人と興味を持ったお客が足を運ぶ。 だが、そのお店は普通の喫茶店とはかけ離れており…… お客と店員、そして店舗… 歴史喫茶店の日常が幕を開ける

２つの魂を持つ少年リューグ。 右半身に聖神の魂。 左半身に魔神の魂。 僅か15歳という少年に負わされた過酷な運命はその小さな体に2大神の魂がリューグの体を存在を侵食しようとしている。 リューグがいるこの世界には聖王国と魔界帝国が存在し、崇めている神も違う。 聖王国は聖神を、魔界帝国は魔神を崇め、遠い過去から現在まで争いの火種が燻っている。 いつ、どの神にリューグ自身が侵食されるか分からない。 『人間でいたい』 『俺はみんなと変わらないただ1人の人間という存在でいたい』 そんなリューグのただ１つの願い。 そんな未来がくるのか… 最悪の未来が口を大きく開けて待ち受けているのか… 誰しもが持つ小さな願いを叶える為、リューグは旅に出る

新見晶16歳。ごくごく普通の一般男子学生である俺の趣味は刀剣である。 歴史的価値のある刀剣に目がなく、それ以外の刀剣も好きである。 そんな俺が限定1名のみかの有名な菊一文字に触れる事が出来るイベントに参加出来る事になった。 当日、そのイベント会場に向かう道中に、不慮の事故に遭いこの世界から弾き出されてしまった。 そんな俺が目を覚ました先は神と呼ばれる存在の目の前だった。