「弁当」の検索結果
全体で244件見つかりました。
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ルッタは亡き祖父から受け継いだテイクアウト専門のお弁当屋さんを一人で健気に守るリスの獣人だ。
ほぼ毎日来てくれる常連さんたちがメインのお客さんだけれど、ここ数か月ほど二~三日に一回程度のペースで現れる奇妙なお客さんがいる。
ある時は綺麗なお姉さん。
またある時は男らしいお兄さん。
でも別の日には可愛いお嬢さん。
声も顔も年齢も性別も身長や骨格すら違う「完全なる別人」として現れてその奇妙なお客さんはいつも決まってルッタを食事に誘う。
――でもルッタは騙されない。
だってその奇妙なお客さんの背後には、数年前に亡くなったじーちゃんが大きなスケッチブック(=カンペ)を持って浮いているから。
『今日は 服を 三十分かけて 選んでた! 笑!!』
どんなに優れた変身魔法も孫を思う祖父の愛の前では無意味。
ルッタは今日も、祖父から正体をとっくに聞いて気付いている相手に一生懸命初対面の振りをしてお弁当を売る。
※世の中を騒がせる正体不明の天才的な変身魔法の使い手(本当の身分は……?)×健気に頑張るお弁当屋さんのリス獣人。
背後霊じーちゃんが持つカンペが繋ぐ恋のお話。
※エロはいつも通り気持ち程度です。
※真面目に書いておりますが真面目な話ではありません。
文字数 46,504
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
文字数 56,596
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.09.05
兄のお葬式で隠れるように泣いていた男が忘れられない。深く印象に残る姿に二度と会わないのだろうと思っていた垣崎司は、だけれど就職した先の会社で男と再会する。数見廉太郎と名乗った男は垣崎の指導係となり、お葬式での礼を言おうとすると明らかに避けられてしまった。
それでも数見と仲良くなりたい垣崎は遠くなる背中を追いかけ、辿り着いたのはビルの屋上だった。強く風が吹き込んでいる中、数見は静かに弁当を広げる。仲良くなりたいのだと訴える垣崎に、渋々ながらも了承してくれた数見。その日から二人は昼休憩の少しの時間を共に過ごし、避けていたはずの兄についても話すようになっていく。
数見は、兄と約束をしていた。内容は語らずとも自殺した兄によって叶わぬ願いとなった約束に、垣崎はどうしたら数見が笑ってくれるだろうかと悩む。漸く自身の抱く恋心に気付いた垣崎は想いを告げるが、数見に連れて行かれたのはビジネスホテルだった。
*****
傷付いた心が、いつの日か掬い上げられますように。
そういうシーンが微かにありますが、添える程度のものです。
文字数 42,118
最終更新日 2024.10.28
登録日 2024.10.28
受けのご飯大好き
クールな動く美術品攻め
×
忘れられることにトラウマを持つ
訳ありお弁当屋さん受け
の『食』を通してお互いを想いやるお話
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※基本受け視点
※受けに特殊な設定(能力)アリ
現代ファンタジーとしてお楽しみください
※(後々)ヤンデレ注意!
※ジェット
石言葉 : 忘却
文字数 20,010
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.31
芸大で油絵を専攻している涼平は、絵をやっていきたいと強く思いながらも、ままならない現実に頭を抱える日々を送っていた。そんなある日、涼平は一人の男性に劇的な一目惚れをする。男や女といった枠組みを超越した、美しくもどこか悲しく儚い横顔に魅せられ、来る日も来る日も彼を想い描く毎日。
後日、涼平は奇跡的に彼と再会を果たす。なんと彼は新宿二丁目で働くバーテンダーだったのだ。彼に近づきたい一心で新宿二丁目の弁当屋でアルバイトを始める涼平だが……?
夢に向かって真っすぐ進みながらも悩み戸惑う学生と、心に深い傷を持ち新しい恋に踏み出せない彼。さまざまな人との出会いと別れ、そして彼との恋に真正面からぶつかり、画家としても、一人の人間としても成長していく学生を書いた、年下×年上の純愛ストーリーです。
文字数 100,300
最終更新日 2024.10.07
登録日 2024.07.01
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