「男」の検索結果
全体で37,213件見つかりました。
15歳の少年 篠栗要助は高等学校に通っている。
夏休み真っ只中の8月。補習授業を終えた要助は同じ学級の女生徒 鶴川花美に話し掛けられた…。
これは二人の男女の半日を描いた小説である。
文字数 12,504
最終更新日 2021.10.14
登録日 2021.10.13
大手貿易会社の営業部長梶原賢司は、その厳しさから部下から恐れられる鬼上司。
ある日、社長室へと呼び出された賢司は衝撃の事実を告げられる。
「我が社の商品はこの世界の代物ではないのだ」
これまで取引先として連絡を取り合ってきた相手は、異世界の貿易商だという。
どうしてその事実を自分に開示したのか問うた賢司に社長はタブレットを手渡す。
起動したタブレットに表示された動画アイコンをタップすると、写し出されたのはコスプレ姿としか思えない青髪の女性。画面の女性は鈴を転がすような声で賢司へ向けたメッセージを語りだした。
それは、賢司の能力を見込んでとある仕事を頼みたいというものだった。
その仕事とは――――転生者の更生員。
どうやら、賢司たちの住む世界から画面の先にある異世界に転生という形で姿を移す人間が一定数存在し、それを転生者と呼ぶ。転生者は元の世界から移る条件として力を与えられ、それを使って異世界での活躍を求められるのだという。
はじめこそ、自らの使命を全うせんと意欲的に動いていた転生者たちだったが、強大な力には賞賛が与えられる。それはこれまでただの一般人であった者にとってはあまりにも甘美で、やがては力に溺れるようになった。これでは転生者としての役割を果たさぬまま生涯を終えてしまう輩が蔓延してしまう。
賢司にはそれを更生させる職員として、異世界に転生してほしいとのことだった。
賢司はためらうことも無く首を縦に振った。あまりの即決に社長は理由を問う。
賢司は作った笑顔で答えた。
「私は異世界に憧れていましたので」
その言葉は嘘ではない。が、完全な正解ではない。
意外にも賢司は転生ものの小説を愛読していた。理由は一つ。主人公の多くに賢司の好きな共通点があるからだ。ご都合主義に疑問を抱かず、力を誇示し、そこに自信と誇りを見出している。
賢司が最も得意とするのは社員教育。それも成果を上げて天狗になった人間の教育。
賢司は自信に満ち溢れた人間の伸びた鼻をへし折ることが何よりも愉悦に浸れる行為だった。
小説の楽しみ方も、活躍する主人公を自分ならどうやって屈服させるかを妄想するという、屈折したものだった。
そんな男が愉悦が具現化したような仕事を断るわけなど無かった。
異世界主人公の蹂躙物語が幕を開ける。
文字数 2,972
最終更新日 2023.10.19
登録日 2022.11.07
成績優秀だけど友だちがいない皇祐(こうすけ)は、たった一人の親友、敦貴(あつき)に想いを寄せていた。
気持ちは伝えず友だちのままでいるつもりだったが、高校卒業間近、同級生に敦貴のことが好きだとバレてしまう。敦貴に気持ちが知られることを恐れた皇祐は彼から離れることを決める。
物事を深く考えない敦貴だが、海外に留学した皇祐と音信不通になってしまい、落ち込んでいた。
それから5年後、親友の皇祐と再会することができた。喜びもつかの間、優秀だった彼は男に身体を売る仕事、風俗店で働いていることを知る。敦貴は物の弾みで親友の皇祐を買うことになって…。【大人になった元同級生二人の恋物語】
『はじめてできた友だちは、好きな人でした(完結)』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/416124410/975800487
に出てくる小此木敦貴(おこのぎあつき)と仲谷皇祐(なかたにこうすけ)が大人になってからのお話。単体でも読めます。
過去作品を改題、改稿してます。webでは初公開の新作です。
少しずつ更新していきます。
★Rシーンには※がつきます。
★受け(皇祐)が不特定多数(男性客)との性描写シーン(※ と☆がつきます)がありますので苦手な方はご注意ください。
◆「第11回BL小説大賞」に参加しています。
応援していただけたら嬉しいです。励みになります。よろしくお願いします。
文字数 92,281
最終更新日 2023.12.26
登録日 2023.10.31
死者の国の住人であるカボチャ男のジャックは、ひょんなことからこちらの生者の世界へと落ちてしまう。
帰り方が分からず、誰にも姿が見えず声も届かないジャックは途方に暮れていました。
そんなジャックへ、ジャックの存在を認識できる少女、花咲優花が声をかけます。
一緒に死者の国への帰り方を探してくれるという優花に、ジャックは感激するのでした。
さて、無事にジャックは死者の国へと帰ることはできるのか。
ハロウィンということで、ハロウィンっぽい奴です
文字数 7,020
最終更新日 2023.10.31
登録日 2023.10.30
大都会で出会った二人の男性、シンとユウ。
彼らの関係は純粋な友情から始まり、やがて深い愛へと変わっていく。
しかし、彼らの前に立ちはだかる社会の壁や互いの秘密。
彼らの愛は、これらの障壁を乗り越えることができるのか?
心温まる愛の物語。
文字数 2,874
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.10.11
健全かつ安全なセックスライフを楽しむ。
これを自分の人生の大目的として生きている、社会人・粟野夏美(あわの・なつみ)。
新作のコンドームを購入した帰り道、車にはねられて異世界転移してしまう。
転移先は、裸で眠るイケメンのベッドの中。
早速新作のコンドームが使えると男を誘い、一夜をともにする。
幸せなひとときを過ごした翌日、自分が異世界に来てしまっていることを知った夏美。街中で浮きまくった夏美は投獄され、沙汰を待つことに。
そこに現れたのは、昨晩の男!
彼に出してもらい、来賓として丁重に扱われるかわりに、その男の執事が言い出した「交換条件」は「毎晩男の相手をすること」。
手元には新作のコンドーム7個。一週間しか相手ができないことを告げ、承諾を得たら夏美はその夜から男の部屋へ。
ベッドに誘うも、気乗りしなさそうな男に理由を尋ねてみると……?
登録日 2024.02.03
全てを昇華した先に灯る《希望(みらい)》をあなたに捧ぐ
【あらすじ】
元・調香師の母親とともにパフュームショップをオープンさせることを夢見る主人公・倉間マドカ。昼夜を問わず働き詰めで夢を実現させるべくお金を貯めている。
そんな日常が続いていたとある日。
マドカは各国の要人が一挙に集う「全世界友好式典パーティー」の式典スタッフとして、カムジェッタ・ホテルで働くことになってしまう。
カムジェッタ・ホテルでマドカが出会ったのは、一癖も二癖もある各国の要人たちだった。
彼らと交流を深めるうちにやがて芽生える恋心。
しかし、芽吹いた想いは大スキャンダルを発展させるキッカケとなってしまい――……。
「ねえ、いつまでも笑っていて。あなたは私の――――『希望の灯火』だから」
※マルチエンディング
【ルート選択可能キャラ】
アマネ:ブルダム王国の第一王子。実直な秀才。※絶対に祝福されない恋
ダリオ:ヴァンリーブ王国の俺様警察官。※ジェットコースターみたいな恋
ベルナルト:プルーシェ帝国の皇太子孫。鉄壁の冷酷皇子と呼ばれている。※人はどこまで変われるのか
セルジュ:スランビュー王国公爵の跡取り。無口でぼんやりしていることが多い。天然気味?※過去との訣別
グレゴリウス:主人公が暮らしているカムジェッタ国の王子。フェミニストでいつも笑顔を絶やさない。※孤独な戦い
モルテザー:イムリバ王国の王筋に連なる一族の三男。穏やかな口調が特徴的。※赦し
【確認事項】
・共通ルート→各登場人物ルートへと続きます(マルチエンディングです。それぞれ独立した話なので好きなルートをお読みください。※アマネ➡真相ルート、グレゴリウス➡裏真相ルート)
・長編です(各物語10万文字以上)
・各キャラルート12章構成+エピローグ&キャラ視点
・糖度控えめ
・ファンタジーですが、魔法要素などは出て来ません
・全ての登場人物の物語を書き終えています(「この登場人物の物語を早めに読みたい!」というご要望があればお応え可能です😊お気軽にコメントやTwitterにてお伝えください)
・この作品は、《Script少女のべるちゃん》で公開している乙女ゲーム「セロシア・キャンドルをあなたに捧ぐ」&ふりーむで公開している「セロシア・キャンドル―希望の灯火―」の小説版です。カクヨムにも掲載しています!
※ルートによってはシナリオが大きく異なることがございますのでご注意下さい。
文字数 149,907
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.07
『オリジナルズ』と呼ばれる始祖バンパイアたちの配下の1人、天ヶ瀬結花は、自らがバンパイヤであることを隠しながら、何気ない学校生活を送っていた。
しかし、それと同時に、バンパイヤ特有の「空腹」に苛まされる日常を送っており、人間の血を吸う環境を求め、バンパイヤたちが集うガールズバー、『ルミナス』のバイト生になることを決意する。
ルミナスでは、催眠の効果によって言いなりになった男性客の血を吸いながら、人間生活の中に自然と溶け込めるシステムが構築されていた。
人間とは比べ物にならないほどの身体能力と、不死身の肉体を持つバンパイヤであっても、社会的に自らの存在を晒すわけにはいかなかった。
それは、バンパイヤたちが住んでいるとされる区域、「東京一番街」からの監視が厳しいためであった。
そう。
「東京」は、始祖バンパイヤと呼ばれる13人のバンパイヤたちによって支配されていたのだ。
そして、天ヶ瀬結花は、始祖バンパイヤに殺された少女の1人だった。
結花は、元々働いていたコンビニのバイト先で、バーの客であったある男と口論になっていた。
男はただの会社員であり、バーの常連客でもあったが、好みのタイプであった結花のバイト先を突き止め、ストーカー行為を働いていた。
困り果てた結花は、男性に「催眠」をかける。
ナイフを持たせ、自分を襲う。
そうすることで、“社会的に抹殺しよう”と企んでいたのだ。
計画はうまくいくはずだった。
同じ学校に通うクラスメイトが、コンビニに来るまでは——
文字数 25,726
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.08.24
【グラナシエールの創世】というMMORPGの特殊クエスト【暝き黒霧の狂王】をクリアした、【サクヤ】こと田山咲丿介と、【シグ】。クリア後に落ちていた【欠けら】を拾ったことで、グラナシエールによく似た異世界へと連れていかれることになり────
【御注意】TS、女体化、という言葉の意味が分かり、外見少女中身男? 相手、男?……オーケー!という方のみお読み下さい。
登録日 2016.09.28
父の死がきっかけとなりレンフィールド公爵の令嬢コーデリアの生活は一変することになった。
折り合いの悪かった異母兄が当主となり、その彼から勧められた縁談の相手は女癖の悪いので有名なグスタフ王太子だった。
色々と耐え忍びながら王太子妃教育を受けていたコーデリアであったが、グスタフが王代理として政務に携わり始めると無実の罪を着せられ叛逆者扱いを受け、婚約破棄をされてしまう。
死刑は免れたものの未整備の辺境に流されることになったコーデリアであったが、その地は彼女の母の故郷で自分が聖女の血筋であるということが発覚すると、守護騎士である男性たちから『自分を専属に』と言い寄られることになったーー
文字数 35,280
最終更新日 2019.07.27
登録日 2019.07.05
これはある場所のとある男女(?)青春の記録、略して青春記である。
友達って言える友達がいないがクラスの中で目立つほうの主人公坂宮玲(さかみや れい)はある日教室にて偶然にもある探し物を探す一人の少女長浜愛華(ながはま あいか)と出会う。
長浜愛華は面倒事に巻き込まれたくない彼の気持ちなど知る由も無く、彼に探し物のの手伝いを申し込む。だが目的の物は誰にも知られたくない物だったり!?
そしてなんとか見つかった探し物!そんな日から後彼女は何故か探し物探しに付き合ってくれた彼にやたらと関わるように...
さらに友達との埋まらない溝、無くならない妄執
「なんなの?この気持ち」と知らない感情に戸惑う二人達。
しかし実は彼女は下のネタの一つも知らない程の純粋な少女であった。
そんな純粋無垢な少女と冴えない少年の卒業までの長くて短い物語である。
文字数 390
最終更新日 2020.06.02
登録日 2020.06.02
―これは悪魔の子が世界を壊す物語-
アドラー騎士団領家の長男、レイヴァン・アドラー。
彼は太古の悪霊の生まれ変わりと言われていた。
事実、彼は現代日本から異世界に生まれ変わった転生者である。
前世の彼は両親に《悪魔の子》と忌み嫌われた末、殺された。
だがそれも、1度や2度のことではない。
彼は幾つもの前世を持ち、その全てで《悪魔の子》として殺された。
なぜ自分が《悪魔の子》と呼ばれるのかは分からない。
次の転生があるかもわからない。
そして何より、殺されたくない。
だから少年は決意する。
今度は自分が奪う側に、虐げる側になる、と。
レイヴァンには産まれた時から人ならざる者《レギオン》へと変異する力が備わっていた。
異形の化け物へと姿を変え、数多の命を《喰らう》ことでどこまでも成長する。
これを極めることができれば、死の運命を回避できるかもしれない。
とたえその為に、数多の命を奪うことになろうとも。
そしてレイヴァンは成長と共にその邪悪な本性を開花させていく。
―どうやって死にたい?どうやって殺されたい?―
ランタンの中でしか生きられない悪意の権化。
新たに召し抱えられた黒衣の騎士。
美しくも不気味な大公家の双子の令嬢。
どこまでも純粋な金色の獅子。
黄昏の空に憧れる双頭の鷲。
レイヴァンの命を狙う聖典の騎士団。
少年の深い闇が世界を混沌の渦へと誘い、数多の人生を狂わせていく。
文字数 38,039
最終更新日 2020.10.01
登録日 2020.09.27
虚弱体質で男性が(生理的に)苦手な姫添聖は、16歳の誕生日を翌日に控えた放課後、級友の鎌瀬友道に告白された。
そしてその夜、彼女は不思議な夢を見る。
ここじゃない別の世界。崩落する天空城の玉座の前で、愛する人と見つめあっていた。
グリアン・クフリン・エイラ
太陽と英雄の名を持つ彼は、彼女のか細い指に赤い糸を絡めた。
「”誓いの紡糸”まだ結んでなかったから」
彼女が結ばれた糸に目を輝かせていると、彼は彼女を軽く撫でて続ける。
「この糸には少し細工がしてあってね」
この糸は来世も現れる。
ただし、16歳までは見えない。
「そして16歳になってもまだこの糸が消えずにいたら、君がこの糸を見たときこの世界の記憶を取り戻す。その時は、僕を見つけてほしい。きっと近くで生まれて見せるから」
彼女は強く頷くと、彼に抱き着いた。すぐそばに迫る死の恐怖を彼に悟られないために。
なろうにも投稿してます。
文字数 15,074
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.03.12