高校最後の夏休み、華恵は響騎の浮気現場を目撃し、初恋はそこで終わった。
それから十年。社会人になった華恵はエンジニアとして活躍していたが、海外から赴任する事業部長の出した条件から秘書に選出される。
その事業部長こそが響騎だったが、彼は創業者一族として苗字が変わっていた。
その上、別れ話は華恵の一方的な言い分で別れたつもりはないと言い切り再び華恵に熱烈なアピールを仕掛けてくる。
◆この話はエブリスタさん、ムーンライトノベルズさんでも公開しています
文字数 112,584
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.09.25