夜の海小説一覧

1
「今でも灯台の中で怪物が眠っている、なんて言えば……おかしいかしら?」  幼い頃に訊いた、曾祖母の言葉。  その意味はずっと解らなかったけれど、知ることになった夏の出来事。  ―――口づけひとつ下さらない貴方を慕う私も、愚かで醜悪な怪物なのでしょう。  ―――貴方は私の灯台です。  別サイトにも重複投稿中。
24h.ポイント 0pt
小説 193,830 位 / 193,830件 現代文学 8,630 位 / 8,630件
文字数 9,999 最終更新日 2022.07.02 登録日 2022.07.02
1