ある日の夜、王レーゲンの治めるヴェネレ王国の王都ルークスを、王の弟テネーブルが襲う。
王は弟に破れ、王国はテネーブルのものとなる。
たった一人の息子、王子ソアレは、ソアレを密かに思う側付のアステール、ソアレを次期王として認めない、王の親衛隊ヴェントと共に国を脱出する。
亡き王妃エストレアの弟、叔父のフォンセの元に身を寄せる為、旅に出る。
※分類はBLに設定しておりますが、余り濃いものは表現しておりません(多分)。
文字数 269,897
最終更新日 2022.04.09
登録日 2021.08.16