第二王子に溺愛され幸せです小説一覧

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 「アウロラ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「恐喝カツアゲするチンピラだな。こんなのがポポヨス王国の聖女だとは嘆かわしい」  「はぁー。貴方がクズなのを直してあげる義務は私にはないわ。私は貴方の婚約者だけど貴方の教育係じゃないわ」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「俺様はお前の妹のメルランを愛しているんだ」  「お姉様ー。お姉様の婚約者貰っちゃたー」  「お姉様なんていなくても本物の聖女の私がいれば国は大丈夫なので安心してゴブリン相手に娼婦しててくださいね。 お姉様にはお似合いよ」  「聖女を婚約破棄など気は確かか」  王太子が正統な理由なく婚約者の聖女を婚約破棄なぞ許されるわけがない。 いくら国王陛下が馬鹿息子を可愛がっていたとしても今回ばかりは見過ごせないでしょう。  「アウロラ。金なら幾らでも払うし土地でもなんでも差し出す。 だから馬鹿息子を斬首で許してもらえないだろうか」  「いいですよー。こんなクズが拷問されても1カッパーにもなりませんし」  「50億カッパー。それで馬鹿王太子は斬首にすることを認めてあげるわ」  馬鹿王太子は斬首され私は50億カッパー貰えて私もハッピー。  私の婚約者を奪おうとした妹はゴブリン専門の娼婦で感度千倍逝きにしてあげましょう。 ゴブリン相手の娼婦がお似合いなのは貴女の方でしたね」  「お前の事がずっと好きだったんだ」  第2王子の英明イケメンで筋肉質なフィリゴは私の事を好きだったようです。  付き合ってみたら私達の相性はばっちりふぃってぃんぐでしたので結婚することにしました。  私達は愛し合って幸せです。  婚約破棄してくれてありがとうボン。。。ボンポル?ボンゴレ?ボンなんとかさんありがとう。  元婚約者だった人の名前忘れちゃった。  私、腹を刺されてまいましたわ。  「フェディオ、なんでこんな事を」  「はぁーーーー?叔母様ばっかじゃねぇぇぇの」
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文字数 2,078 最終更新日 2021.07.24 登録日 2020.12.30
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