密教小説(外部サイト)一覧
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密教の流れを組む、行者の一族に生まれた主人公──甲本 薙
甲本家を含む行者の六氏族は、平安の昔から『六星一座』と呼ばれ、怪異を除き、大和国を護るという重い役目を頂いていた。
その『首座』として選ばれた薙は、父の死後、初めて自らの過酷な運命を知らされる。
戸惑いと焦燥の中で、次々に巻き起こる怪事件──
伝燈の密印を結び、悪霊を払う異能の闘い。
果たして薙は、己の天命を受け入れ、最大の敵『鈴掛一門』を封じる事が出来るのか?
天才行者・薙の、首座着任までの道のりを描いた【天子降誕の章】から、感動の最終話【転生輪廻の章】まで全五卷の大長編和風ファンタジー。
登録日 2018.07.03
奥州・平泉に顕れた義経の霊。
怪異を鎮める為に向かった六星一座だったが、其処で思わぬ苦戦を強いられる。
──六星シリーズ第三弾。
悠久の浄土編、始動
登録日 2018.07.04
百日行を終えて、六星一座に戻った薙。
六星の《首座》として、
いよいよ、本格的な《仕事》を、
任される事になる…。
次々に舞い込む、奇怪な難事件。
一座を従え、解決に挑む薙の前に、
『蓬莱馨』と名乗る不思議な青年が現れ、
『協力』を申し出る。
…彼は一体、何者なのか?
そして。
一慶、祐介、遥、苺ら…彼女を取り巻く、
《金の星》の四天に秘められた、
或る『重大な役目』とは…?
登録日 2018.07.04
電柱の上に人が立っていた。
年頃は女子高生の凜月と同じくらいの男子だが、蓮の花や葉をあしらった中華風の衣装で、手には槍らしき物をもっている。
真言宗の寺の娘の凛月が、祖父に命じられて家宝の蓮の種を育てた結果がこれだ。
同時に、凛月の霊力を封じていたブレスレットが砕け散り、霊力が解放された。そんな彼女に祖父の覚元は冷たく言い放った。
「その辺の小物ならば、自分で祓えるようにならないとな」
翌日から悪霊や物の怪の類を調伏する修行が始まる。しこうして、彼女の実力や如何に?
(不定期更新です。ご了承ください)
登録日 2022.05.31
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