ライト文芸 バディ小説一覧
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2024年、8月。
お盆の帰省シーズン序盤、台風5号が北東北を直撃する予報が出る中、北三陸出身の不良中年(?)昌弘は、ひと回り年下の不思議ちゃん系青年(?)圭人と一緒に東北新幹線に乗っていた。
いつまでも元気で口やかましいと思っていた実家の両親は、例の感染症騒動以来何かと衰えが目立つ。
緊急安全確保の警報が出る実家へ向かう新幹線の車中、地元に暮らす幼馴染の咲恵から町直通のバスが停まってしまったという連絡が入る。
昌弘の実家は無事なのか?そして、無事に実家でのお盆休暇を過ごすことができるのか!?
※公開中のサブタイトルを一部変更しました。内容にほぼ変更はありません(9.18)
※先に執筆した「ばあちゃんの豆しとぎ」のシリーズ作品です。前作の主人公、静子の祖母の葬儀から約20年経った現代が舞台。
前作を読んでなくても楽しめます。
やや残念気味の中年に成長したはとこの(元)イケメン好青年・昌弘が台風の近づく北三陸で、鉄オタの迷相棒・圭人と頑張るお話(予定)
※体験談をヒントにしたフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。
※題材に対してネタっぽい作風で大変申し訳ありません。戦乱や気象変動による災害の犠牲が世界から無くなることを祈りつつ真剣に書いております。ご不快に思われたらスルーでお願いします。
文字数 34,369
最終更新日 2024.10.05
登録日 2024.09.11
前を向いて進むため、心を決める。そんな二人の物語。
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古来より存在する『隠邪(おんじゃ)』。
人を食い、人に害をなす、人の敵。
闇より這い出るこの異形を人知れず退治するのが、今も連綿と続く『祓邪師(はじゃし)』と呼ばれる者たちの役目だ。
そんな祓邪師の家に生まれた司(つかさ)は、毎月の恒例となっている隠邪退治に出向く。
幼馴染の友介と共に戦い、一息ついた司が目にしたのは、隠邪に食われた祓邪師たちの痕跡。
強い力を持つ隠邪が皆を食い殺したのだ。
その原因は、司の師匠でもある聡一(そういち)が離反し、隠邪と手を組んだことによるもの。
司も隠邪に食われそうになるが、すんでのところで祖母の佐夜子に救われ、命を繋ぐ。
「何としても隠邪を倒し、聡一を止めなくてはいけない」
祖母の思いと仲間たちの無念を胸に、司は祓邪師たちに口承で伝わる不思議な場所へ赴く。
そこでは幼女の姿をした妖・ユクミが、『約束の者』を数百年のあいだ待ち続けていた。
彼女は司を『約束の者』だと言い、司の手助けをするため一緒に行くと言ってくれる。
心強い助け手と共に、改めて隠邪と聡一を探す司。
しかしその途中で「聡一が心の奥底で抱えていた願い」を知ってしまい、懊悩することに。
一方のユクミもまた、隠邪からの甘言に心揺らされていた――。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※戦闘はほとんどありません。
※完全なハッピーエンドにはなりませんが「救いのあるエンド」にはなると思います。
※カクヨムでも連載中です。
表紙&挿絵イラスト:ベアしゅう様(@beargon227)
文字数 150,460
最終更新日 2024.06.17
登録日 2023.04.30
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