キャラ文芸 図書館小説一覧
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大学の図書館に勤める司書、湯野真織には誰にも言えない秘密がある。それは幼い頃から人ならざるモノが視えてしまうことだ。
今夜も人ではないモノが館内に居た。いつも通り視えないふりをしてやり過ごそうとした真織に、半透明の青年は声を掛ける。
「司書の方ですか? 探している本があるんです」
これは、視える図書館司書と人ならざるモノの物語。
文字数 16,056
最終更新日 2024.01.08
登録日 2023.12.31
――世界は異能に包まれている。
誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番ネタの一つ。しかし、『佐倉綴(さくらつづる)』は唯一能力を持たずに生を受けており、この話題の時いつも肩身の狭い思いをしていた。
そんな彼の行き着いた先は『語部市中央図書館』。
そこは人が息づきながらも静寂に包まれた綴にとって最高の世界だった。そして、そこの司書『書院紡子(しょいんつむぐこ)』に恋をしてしまう。
書院紡子はあまりの読書好きから司書を職業に選んだ。いつも本に囲まれ、いつもでも本に触れられ、こっそり読書に邁進できる司書は彼女の天職であった。しかし、彼女には綴とは真逆の悩みがあった。それは彼女の異能が読書にとってとても邪魔だったからである。
そんな紡子さんの異能とは……
異能を持たずにコンプレックスを抱く綴と異能のせいで気がねなく読書ができない紡子が出会う時、物語が本の中で動き出す!
文字数 29,291
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.12.29
伊吹幸治の家にあるおうち図書館には今日もいろいろな人がやってくる。
ときにはヒトでないものも。
これはそこから紡がれていく日々のお話。
文字数 6,201
最終更新日 2023.12.30
登録日 2023.12.02
努力祈李は、女子中学生で、一四歳。現在、中学二年生である。
生まれつき茶髪だが、これが理由で学校では日々辛い時間を過ごしていた。
そんなある日、急に招かれた場所、「あやかし図書館」に足を踏み入れることとなる。
そこには、自身を犬神だと名乗る図書館の主、紫雲がいたのであった――。
本来人間が入ることのできない、あやかし専用の「あやかし図書館」。悩みごとや迷いごとがある場合にたった一度きり、人間が入ることを許される。
人間の世界での悩みごとや迷いごと、あなたも「あやかし図書館」で解決策を見つけてみませんか?
文字数 62,009
最終更新日 2023.03.09
登録日 2022.11.20
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