大衆娯楽 アンドロイド小説一覧
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西暦2045年。世界初の人型ロボット、アンドロイドが発売された。
完全に人と同じ姿でありながら自分の望みをすべてかなえようと奔走する彼らに人々は魅了された。
理想的な恋人、理想的な夫婦。理想的な家族。
アンドロイドを発売する会社『Ideal Life』社がスローガンとして掲げる言葉だ。
その言葉の通りにアンドロイドは人々の幸福のために生きている。
大神十夜はそんなアンドロイドが嫌いだった。アンドロイドに仕事を奪われたからだ。
人間が多くの時間をかけて学ばなくてはならいことであっても、アンドロイドはごく短時間で。システムをインストールすることで学習を終えることができ、人間よりもはるかに高いパフォーマンスで仕事を完遂させる。
経営者たちはこぞってアンドロイドを雇い入れた。結果として、人間は職を追われることになった。
アンドロイドが普及したのは優斗が大学を卒業する2年前だ。おかげで就職もままならなくなった優斗は地方公務員になり、アンドロイド回収課で働くことになった。
理想的なパートナーと呼ばれながらも飽きれば捨てられる。アンドロイド自身もそれを受け入れている。
そんな情景に嫌気がさしながらも生きるために仕事を続けていた十夜はある日、不法投棄されていたアンドロイドに出会う。道の片隅に座り込み息をしていない彼に。
「……似ている」
最初は死んでいると思い込み驚くが、すぐにアンドロイドだと気が付いた十夜の口から出たのはそんな言葉だった。
アンドロイドを拾うことは犯罪ではないが、アンドロイドを拾う人間なんていない。それはアンドロイドが安価で手に入ることが理由の一つであり、もう一つの理由は。
最初に登録された所有者ではない人間の命令を、アンドロイドが聞かないからだ。
初恋の人に似ているアンドロイドを手に入れた十夜は、決して報われることのない愛のために生きることを決めるが……?
エロ表現無しのライトBLです。ライト文学賞に応募するために書いていきます。
文字数 98,181
最終更新日 2023.05.09
登録日 2023.04.01
厚生労働省大臣官房機密諜報室長・児玉進一は、人口減少を食い止めるように、厚生労働大臣から特命を受け、若者の動向を探るうち、アダルトドールを相手にしたセックスが若年層に浸透していることを知る。
人口減少の原因は、アダルトドールのとりこになり、セックスをしない男女が増加したからではないか、と考えた進一は、組織の首謀者を探す。その首謀者が経営する女学園が全国規模で展開していた。女学園は政財界で著名な人たちから支援され、学園の学園長は、崇高な教育理念を掲げる教育者だった。その学園の実態を探るべく、進一は調査を進めるが、健全で崇高な、学園であるということしか分からない。進一の調査は完全に行き詰まった。
そんな折、進一は、幼なじみであり、仕事仲間となった安田尚子の自宅に招待された際、偶然にも彼女の部屋に並べてあるアダルトドールを見つけた。その場で、尚子から自分が開発者であることを告げられる。
なぜ、厚生省の大臣の娘でもある彼女が、そんなアダルトドールを開発したのか?
尚子が開発に至った原因の発端が、自分のせいであることを進一は知る。進一は、初めて、尚子から好意を寄せていることを告白される。そして、進一に、今まで隠されていた尚子との記憶の封印が解かれ、真実が明らかになっていく。
文字数 223,106
最終更新日 2022.01.16
登録日 2021.09.13
北の国のミサイルが落ちてきて、俺は慌ててシェルターに逃げ込んだ。
だが、そのシェルターには家出少女ミクが無断で住み着いていたのだ。
放射能が消えるまで俺はこの女の子と二人きりで過ごすことになったわけだが、ミクとの生活は意外と楽しかった。
しかし、いつまでも楽しいだけでは済まない。
近隣のシェルターを荒らす悪党が現れ、みんなを守るために俺は保安官に任命されるのだが……
注:エロあり(というよりエロばかりです。シェルターの中で主人公と女の子が、いちゃいちゃして過ごします)
この作品はノクターンノベルズ様にも投稿しています
文字数 190,392
最終更新日 2019.03.31
登録日 2018.02.12
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