青春 病院小説一覧
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母親が死に天涯孤独になった、喘息持ちの蒼が
引き取り先の兄と一緒に日々を過ごしていく物語です。
蒼…日本と外国のハーフ。
髪は艶のある黒髪。目は緑色。
喘息持ち。
病院嫌い。
爽希…蒼の兄。(本当は従兄弟)
職業は呼吸器科の医者。
誰にでも優しい。
健介…蒼の主治医。
職業は小児科の医者。
蒼が泣いても治療は必ずする。
陸斗…小児科の看護師。
とっても優しい。
※登場人物が増えそうなら、追加で書いていきます。
文字数 8,438
最終更新日 2023.04.13
登録日 2023.04.04
私以外理解できない奇跡とは、はたから見たらそれはもう私がおかしいのと何ら変わらない
彼氏が目覚めなくなってから、とうに半年は過ぎただろうか
毎日の様に病室へ行き、返事の無い君に話しかける日々…
今日、この病室のドアを開ければ、彼は目覚めていて、「おはよう」なんて返してくれて、それを聞いて私は笑って…
そんな事が…いつかは…絶対…
そして今日も私はそんな期待をしながらドアを開ける
ーーーおはよう、今日も来てくれたんだねーーー
何ヶ月も待ちわびた甘い声が…聞こえ…いや、脳内に響く。
私がおかしくなったのか
それとも奇跡は起こったのか
文字数 3,126
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.07.06
必ずしも、それが正解だとは思わないけれど、ボクは恐らく人類という分野に於いては見てきた中でも知識だけなら今の年代の子達には恐らく何に対しても引けを取る事はないと思う。
しかしながら、ボクがこの存在である以上、誰かの導き手にもなる事は無いわけだ。
この星、地球という地に降りて早16年。ボクは高校生になろうとしていた。
降りた地、日本の春の象徴でもあると言える桜の儚さと鮮やかさには何度驚かされただろう。
——気がつくと、16年生きてきて、自分でも驚く程に人間らしく、感情が豊かになった気がする。
今から書くのは、そのボクが、たったの16年という若さで大きな病を患ってしまって未来を失った、そんな唯一の『友達』との日記を残そうと思う。
この物語はちょっぴり辛いけど、たまにほっこりできる細やかなものがたり。
文字数 11,383
最終更新日 2020.11.07
登録日 2020.11.07
新人ナースが一連の大イベントの失態から、己を見つめ直し、不可解ないじめから立ち直り、自分の仕事とは何かを悟るストーリー。
とある中規模な病院に、その日、突如として起こったきわめて重大な事件。それは隣国の皇太子様が、訳あってこんな平凡な病院を頼って、秘密裏に健康診断を為されるという衝撃の事実だった。若きナースとして働くAさんは、光栄にもその採血の任務を請け負うこととなる。
しかし、それは、取り返しのつかぬ失敗を誘発するための、性悪な先輩たちの罠であることも予感していた。極限の緊張下において、要人への応対を仰せつかった新人ナースの一日を描いた作品です。堅苦しい話ではないので、よろしかったら気軽に読んでみてください。
2020年10月21日 加筆修正を行いました。
文字数 26,875
最終更新日 2020.09.17
登録日 2020.09.14
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