恋愛 器用貧乏小説一覧
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家計を助けるために後宮に上がった鈴花。生家である玄家は、様々な事業に手を出しまずまずの成果をあげてきたため、器用貧乏の玄家と呼ばれていた。その長女である鈴花もたいていのことは無難にこなせる器用貧乏で、頼まれたら断れないお人よしだ。
どうせなら国のために役立とうと意気込む鈴花だが、即位したばかりの皇帝は素顔を仮面の下に隠し声を聞く事すら稀という変わり者だった。その皇帝が賊の襲撃を受けたという報が入り、行方知れずとなってしまう。皇帝の不在が長引けば、政治も後宮も荒れる。鈴花は事態を収拾するため、皇帝の身代わりを立てることにするのだった。
基本的に毎日更新します。ふんわり中華です。基本は唐ですが、他の時代も参考にしています。
小説家になろうにも掲載中。
文字数 172,616
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.01.31
ただこのまま、この狭い無彩色の世界で、静かに朽ちて逝くだけだと思っていた……。
そんな漠然とした予想に反して、数年前恭子の目の前に広がった世界は、少しずつ確実に新しい自分を作り上げていったが、時折追いかけて来る過去が彼女の心身を覆い隠し、心の中に薄闇を広げていた。そんな変わり映えしない日常の中、自己中心極まりない雇い主から受けたとある指令で、恭子は自分とは相対する立場の人間と真正面から向き合う事になる。
【夢見る頃を過ぎても】続編。背負った重荷の為、互いに自分の感情を容易に表に出せない男女の、迷走する恋愛模様を書いていきます。
文字数 492,338
最終更新日 2016.05.09
登録日 2016.04.25
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