ファンタジー 予言小説一覧
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静寂に包まれていた村、ノルヴァリス。
特殊な力を持つ部族が隠れ住むこの地は、ある日突如として謎の勢力に滅ぼされた。
唯一の生き残りとなった主人公は、家族と仲間を奪われた怒りを胸に、復讐を誓う。
だが、復讐の道程で黒幕から次々と届く「報せ」は、単なる事実ではなかった。
それは過去の真実を抉り出し、主人公の心を狂わせる冷酷な挑発だった。
滅びた村、隠された真実、そして終わらない復讐の連鎖。
この歪んだ世界で、絶望の果てに彼が掴むものとは──。
悪報は、真実か挑発か。
文字数 7,876
最終更新日 2024.12.05
登録日 2024.12.05
世界滅亡の予言がくだされる。
それは魔力のない子どもが世界を滅ぼすだろう、というもの。
そのわずか十年後、公爵家に真っ白な髪の女が生まれる。
文字数 3,559
最終更新日 2023.06.23
登録日 2023.06.02
島国バルドラの第二王子・ジェラルドは、生まれながらに次期国王となることを予言された〈妖精王〉だった。本来の王位継承順位を無視したこの取り決めは、城内の分裂の火種となるばかりでなくジェラルド自身にとっても疑問の残るものだったのだが……。
【登場人物】
ジェラルド・・・・・バルドラの第二王子。〈妖精王〉の予言を受けており、兄が健在な第二王子でありながら、次期国王となることがすでに決定している。
リヒャルト・・・・・ジェラルドの側近。彼と幼い頃から行動を共にしてきた〈ご学友〉でもある。物腰が柔らかで論理的なので、交渉役を任されることが多い。口喧嘩が強い。
ユージーン・・・・・ジェラルドの側近。平民出身だが、機転と実力で王国騎士団に入り、王子の側仕えになった。普段は気楽でおちゃらけており、よく冗談を言っている。
ヴェルフリート・・・バルドラの第一王子。ジェラルドの兄。自他に厳しく、冷徹で厳格。ジェラルドにも厳しく当たる。
クーナ・・・・・・・森に住む賢女。ジェラルドとヴェルフリートの伯母。かつては宮仕えをしていたが、とある出来事がきっかけで王宮を追われた。
文字数 133,653
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
薄暗く湿った地下牢に一人の女がつながれていた。
厳重な警備の元、自由だった頃の面影がないほどやつれていた。艶めく髪はボサボサに、人を魅了した強気なカリスマ性を宿した瞳は落ちくぼんでいる。
――星詠みの一族から生まれた王子が、あなたの首を刎ねるでしょう。
それをきっかけに、くすんだ金糸のような髪に褐色の肌、薄いはちみつ色の瞳を持つ人々は王国から狩られていった。
エブリスタさまに投稿していたものです。あちらはアカウントごと消したのでこちらにアップしました。よろしくお願いいたします。
文字数 4,573
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.22
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