底の見えない腹黒さ小説一覧

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恋愛 完結 短編
私の妹である葵衣はとても可愛い。めちゃくちゃ可愛い。 それはごまかしようがない事実のはずなのに、それを聞いて何故か彼はいつも複雑そうな表情で笑うばかりだ。もちろん、まさか自分の恋人に妹を『そういう対象』としてみて欲しいなどとイカれた思考は持っていない。……そもそも、手を出そうものならば叩き潰す所存ですし? だから、ただ事実は事実として認めてほしいだけなのだけれど、どうも周囲の理解は得られない。そんな私の窺い知れない所で、彼が暗躍しているなんて思いもしていなかった。
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文字数 6,288 最終更新日 2019.10.13 登録日 2019.10.13
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