時代伝奇小説一覧
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播磨明石に在住する宮本伊織は、小笠原忠政の近習を勤める若き英才である。しかし彼には頭を悩ませる身内がいた。その人は宮本武蔵。恐れ多くも主君に斡旋されて彼の養父となってくれた高名な武士にして剣豪である。そして変人でもあった。
武蔵の奇矯な言動行動に日々悩まされている伊織であるが、あるときに敵討ちと養父を狙う女が訪ねてきて…。
その日から、宮本家の周辺には不穏な影が見え隠れするようになっていくのだが――
文字数 108,093
最終更新日 2022.05.31
登録日 2022.05.30
関ヶ原到着目前に、徳川家康の軍勢は玉城の存在に気づいた。
それは数万の兵が入ることができる山城であるという。
玉城に入城するのは主君、豊臣秀頼を置いて他にいない。それこそが敵である石田方の切り札であった。
家康より密命を帯て霧隠才蔵は大坂城に向かう。秀頼を出陣させぬために。
しかし、才蔵を毛利の忍びが追う。
ついに才蔵は大坂城に忍び込むのであったが……。
文字数 9,821
最終更新日 2022.05.30
登録日 2022.05.30
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