関羽小説一覧
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劉備とは楽団のような人である。
優秀な指揮者と演奏者たちがいるとき、素晴らしい音色を奏でた。
初期の劉備楽団には、指揮者がいなかった。
関羽と張飛という有能な演奏者はいたが、彼らだけではよい演奏にはならなかった。
諸葛亮という優秀なコンダクターを得て、中国史に残る名演を奏でることができた。
劉備楽団の演奏の数々と終演を描きたいと思う。史実とは異なる演奏を……。
劉備が主人公の架空戦記です。全61話。
前半は史実寄りですが、徐々に架空の物語へとシフトしていきます。
文字数 116,579
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.05.02
三国時代の一角を担う劉備の腹心として、旗揚げ時から付き従っていたにもかかわらず、大きな活躍もあまりない地味な武将、簡雍(かんよう)。
主人公はある日、後漢末期の時代にその簡雍になっていた。
口八丁で地域の有力者に取り入り、戦力になりそうな若者を集める詐欺師まがいのロクデナシ劉備と、萌え絵ばかり書いている気のいい肉屋の主人張飛、洛陽の役人を手にかけ逃亡中に顔と名前を変えて塩賊となった関羽。
三種の特殊な人脈を使い、動乱の時代を駆け抜ける三人の近くで、簡雍となった男は彼らの生き様を見守り続ける。
※歴史改変はしないつもりですが、解釈が創作の域に達することは多々ありますのでご容赦を。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、セルバンテスにて公開
文字数 69,546
最終更新日 2019.09.06
登録日 2019.02.17
劉備三兄弟が荊州入りして四年後、関羽の養子として迎えられた「孟均」は悩んでいた。
彼がかつて張飛に殺されたはずの関羽の妻の子、つまり実子だから…だけではなく。
そのせいで劉備に出自を明かせず、主を欺き続けているから…だけではなく。
死ぬまで実子とは認められず、養父との距離が微妙だから…だけではなく。
自分の義理の叔母にあたる、張飛の奥方への決して明かせぬ想いにあった。
そんな彼も年頃になり、縁談が持ち出されるのだが…
「張飛の花嫁」の番外編で、関平と関索を足して2で割ったオリジナルキャラクター、「孟均」が主人公の青春恋愛小説です。(今回、関索成分強めなので「花関索伝」のネタが出てきます)
※「小説家になろう」にも投稿しております。
文字数 37,190
最終更新日 2019.05.25
登録日 2019.05.20
夏侯家の令嬢・玉華はある日、薪を拾いに行った際に出会った張飛に攫われる。
いつ命を失ってもおかしくない状況の中、玉華は何をしてでも生き延びなければならなかった。
彼女には、「罪」があったのだから―――
正史「三国志」の表記を元に、張飛の妻を考察、捏造した小説です。
作中、夏侯淵の姪の名前をオリジナルで「玉華」と設定しています。
※「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 38,947
最終更新日 2019.05.19
登録日 2019.05.19
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