しっかり者小説一覧
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自他共に認めるぐうたらな男、リオス。あまりにもぐうたらなためトイレに行くのも面倒くさかったリオスは、尿瓶の購入を検討していた。尿瓶ってどこに売ってるんだろうと友人のライナードに相談したところ、なぜ購入したいのか説明を求められ、結果的に自堕落な生活をしていたことがバレてしまった。面倒見の良いライナードは呆れつつも、仕方ないからお前をお世話してやると言い出した。それを聞いて、狂喜乱舞するリオスなのだった。
【しっかり者×ぐうたら】
不定期更新です。宜しくお願いします。
※ムーンライトノベルズ様でも投稿しています
文字数 34,846
最終更新日 2024.12.26
登録日 2024.11.27
天津瑞樹(あまつみずき)は、久しぶりの休みをカフェで過ごしていた。少し肌寒くなった9月のこと。なかなか会えない、商社マンの彼氏、草野灯籠(くさのとうろう)を待っていた。互いに会える時間はないけれども、この距離感が二人の僅かな時間を濃密にさせた。付き合って三年目になる。証(あかし)をもらえないまま、だらだらと続く関係に終止符を打つために、呼んだのだ。「彼女と幸せになってね。子供もできたんでしょ?」私は、灯籠に珈琲をかけた。何杯飲んだと思ってるのよ。「ひでえ雌豚だな!整形女がよ!」小さなブラックライトを自分の顔に当て、灯籠の顔に当てた。「可愛い子供ができるといいわね!いじりまくり男!」そして、私は家に帰った。2年前から同棲している、弁護士の伊良充に話を聞いてもらった。そして、後腐れのない別れをしたのだ。頼め
文字数 4,529
最終更新日 2024.01.23
登録日 2024.01.22
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