脱中二病小説一覧
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――俺はその日、中二病を卒業した。
高校入学の初日、クラスの自己紹介で中二病が抜けていなかった山野 近江(やまの おうみ)は、格好付けた挨拶をやらかしてしまった。
だが、そのクラスにはもう一人、近江を越える中二病患者が存在しており、客観的に中二病を認識した近江は、まだやり直せると、中二病を卒業して普通を目指して奮闘する。
しかし、中二病患者である宇野宮 麻央(うのみや まお)に目を付けられてしまい、彼女の言動を痛いと思いながらも、無視出来ずについつい会話を繰り広げてしまう。
中二病卒業の決意と宇野宮さんの格好良さとの葛藤に、悩まされる近江。
隙あらば背後でポーズを決めてくる彼女に飲み込まれず、近江は普通の生活を送れるのか!
これは、近江と麻央のちょっと痛々しい高校生活である。
※小説家になろう様にも掲載しております。
※なろう様で投稿していたのを改稿しながらこちらに投稿してますので、最初の10話くらいまでは、なろう様の方が早く載っています。
文字数 219,625
最終更新日 2019.09.12
登録日 2019.01.12
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