ショートショートにもほどがある小説一覧

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とある夏の暑い最中。市内にある住宅街の一角で火災事故が発生した。
当時、家には誰もおらず、現場検証の結果、室内には金魚鉢もあり、気温も高かった点から、収れん火災かとも考えられた。
――が、しかし。
そこが宅地となる遥か以前から、曰く因縁のある土地との言い伝えが残っており、『狐火』と呼ばれる、松明にも似た炎が現れると噂されていた。
単なる事故と捉えるには不可解なことが多く、どこか人為的でもあると感じた、同管轄内にて捜査一課に所属する鹿川刑事は、古くからの伝承をもとに事件を紐解く名探偵、美海瞳へと救援を求めた。
報告を聞き、矢のように眼光鋭くして、考えこむ美海。
やがて数多の民話や寓話がストックされている、彼女から導き出された答えは、この世の理を超えた、想像を絶するものであった――。
現在、第8回ホラー・ミステリー小説大賞にエントリーをしている、『怪物・突進・爆薬筒 Monster Attack Dynamite』の続々編になります。
文字数 20
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.03.16
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