男性教師と女子生徒小説一覧
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化学準備室に籠もり、人を寄せ付けず、同僚からも生徒からも変人と見られていた中川郁は、自分には教師としての適性がないと仕事に見切りをつけ、大学で研究生活に戻ることを決めていた。こうして退職の準備をしていた郁のもとに、生徒の飯野紬がやって来る。
成績優秀な生徒で、自分のことを嫌っていたと思っていた紬から、予想もしていなかったことを告げられる。
信じられない思いで紬の言葉を聞いていた郁だったが、彼女のまっすぐな気持ちを知り、郁は自分の本心に気付くのだった。
*拙作『Boys Don't Cry』のスピンオフ作品です。
文字数 17,287
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.11.03
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