平城京小説一覧

1
孝謙天皇は奈良王朝の政治に心疲れ、誰にも知られることなく湯治のおしのび行幸をした。 甲斐国巨摩郡西河内領早川村の奥地に霊泉あり。 僅かな供で赴いたその先で、霊泉に浸り、これまでのことを振り返る孝謙天皇。この物語は名もなき村の姿や、本来交わることのない村人の交流を通じ、やがては重祚に至る帝のささやかな休日と心の内を描く。 表の歴史にない出来事は伝承となって、現代に生きる。
24h.ポイント 21pt
小説 24,265 位 / 193,809件 歴史・時代 165 位 / 2,392件
文字数 14,534 最終更新日 2024.09.04 登録日 2024.08.18
1