NY舞台小説一覧

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アンソニーの弟エヴァンは重い病気で入退院を繰り返している。エイプリルフールの日アンソニーはエヴァンを元気づけるため、「セントラルパークの檻から梟のオーツが逃げ出した」と嘘をつく。それを信じたエヴァンが喜ぶのをみたアンソニーは罪悪感を抱く。 お見舞いの帰りアンソニーはセントラルパークで倒れた老人を助ける。その老人はお礼に願いを一つ叶えると言い、弟がこれ以上苦しむのをみたくないアンソニーは「今日が終わらぬように」と願う。 それから永遠に続く4月1日を繰り返すアンソニー。 このことが始まりで、彼は時間をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれていく。
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文字数 6,498 最終更新日 2024.07.04 登録日 2024.06.30
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