紅榮国下っ端武官の白玉蘭は宮殿の見廻り中に仮面の集団と遭遇する。それは邪妖討伐集団『黯武』で、引き連れているのは人と仙との間に生まれ、金糸の髪を持つ四王子殿下の瓈暁だった。玉蘭は彼を知っていた。けれど「今は遠くからただ見つめているだけで良い」そうささやかに願う玉蘭だったが……。悪鬼怨霊妖獣が蔓延る中華風ファンタジー。(作中にグロテスクな場面も出てくるのでご注意ください)*一章を二日に一話のペースで更新しています。小説家になろうにも掲載しています。
文字数 50,709
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.05.27