皇子受け小説一覧
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もし戯曲の登場人物であるとすれば。
私は無様に散る悪役なのだろう。
このまま、相応しい散り方をさせてほしい。
魔王から世界を救った勇者と姉皇女の婚約解消の知らせを聞いた、第一皇子のカイ。
勇者に密かに恋心を寄せていたカイは、夜闇に紛れて微笑む。
もしかしたら、自分にチャンスがあるかもしれないと考えていた。
だが、勇者はカイの弟の第二皇子と結婚することになってしまう。
絶望に打ちひしがれるカイの元に、勇者パーティの狼獣人、ルドルフが現れて……
身を削って国に尽くす誇り高い第一皇子カイと、カイの窮地にいつも現れる無愛想な狼獣人の物語。
※ゆるゆる更新です
※Rしーん⭐︎、挿入有り★
文字数 7,792
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.10.31
前世の記憶を持つ、第三皇子であるアンジュは、ご友人であったリンライリー公子がメイドの腕を切ろうとするのを止めてから、リンライリーに気に入られてしまう。傍にいるという約束が、いつの間にか婚約の契約になっていた。
アンジュは穏やかに過ごしたいのだが、皇帝の後継者争いに巻き込まれいく。アンジュを守ってくれるリンライリーまで倒れてしまい、もう戦うしかないと思うだった。
いつの間にかリンライリーがアンジュの兄皇子たちを操りお互いに殺し合いをさせる。気付かないアンジュはリンライリーが傍にいてくれることに安堵し、好きだと告白するのだった。
文字数 11,930
最終更新日 2023.12.08
登録日 2023.12.08
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